DISC REVIEW
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ペンシルヴェニア出身WAR OF AGESが3rdアルバムをリリース。今作はなんとAS I LAY DYINGのヴォーカリストであるTim Lambesisがプロデュースを担当。プロデューサーがTimということもあり「メタルコア」だと容易に想像してしまうだろうが、流行りの「メロディを取り入れたメタルコア」とはまた違い、メタル愛全開のギターリフ、メロディより勢いと攻撃性を重視した楽曲により、「メタルコアはちょっと・・・」というメタルファンにも十分アピール出来る内容だ。しかしながら、ハードコアさながらのシンガロング出来るパートや、モッシーなブレイクダウンもふんだんに散りばめられている。Track3はライヴで拳を振り上げ、大合唱出来る名曲だろう。メタルコアに飽きてしまって離れていったファンを、引き戻してくれそうな、男気溢れるメタルコア・サウンドである。 TxOxMxOx