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DISC REVIEW

New Surrender

ANBERLIN

『New Surrender』

Release Date : 2009-02-04
Label : ユニバーサル インターナショナル

名門「Tooth&Nail」を離れたANBERLINが4thアルバムで遂にメジャー・デビューを果たした。パンチの効いたメロディー・ラインは1stアルバムを、優しいバラード曲でのスケール感は2ndを思い起こさせ、電子音を取り入れたサウンド・アレンジなど前作3rdでみせた新境地も少なからず残していることもあり、本作は<集大成的アルバム>と取ることもできるが、FALL OUT BOYやNEW FOUND GLORYを手掛けたプロデューサー、ニール・アブロンとタッグを組んだことも吉と出ているようで今まで以上にダイナミックな作品に仕上がった。ディストーションをきかせたギターをはじめロックの骨太感も、メランコリックなギターロック・チューンも、どれも良い。これまでのようなブッチギリの1曲こそないが、佳曲が揃っている分長く愛される作品になるだろう。 (MAY-E)