DISC REVIEW
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STUTTERFLYのメンバーが、新たにBLEED THE ALARMのヴォーカリストを加えて、再びシーンに返り咲いた。よりエッジが際立たってはいるが、もともとSTUTTERFLYが持っていた緊張感のあるヒンヤリとした世界観をそのままSAWにも持ち込んでいる。そこにAnthony GreenやCove Reber を髣髴とさせる艶のあるハイトーン・ヴォイスが絡み合うことで、より一層SAOSINに近づいた印象だ。輸入盤のアートワークではアルバムのテーマである「内なる孤独」を表すべく、孤独の象徴に鯨を選び、それを籠に閉じ込めた。彼ら自身、ライブで演奏するのが一番好きだという曲M6「Spider Besider」は、激ロック・イベントでもパワープレイ中!(MAY-E)