INTERVIEW
ARCHITECTS
2015.03.11UPDATE
Member:Sam Carter (Vo) Tom Searle (Gt)
Interviewer:米沢 彰
-ちょうど今日、最新の激ロック・マガジンが発行されて、あなた方のインタビューもこうして掲載されています。
Sam:(インタビューのページを見ながら)いいねいいね! いいところに掲載されてるね!
Tom:ファンタスティックだね!
-このインタビューの中でBRING ME THE HORIZONの『Suicide Season』に参加しているという言及がありましたが、「The Sadness Will Never End」へのクリーン・ヴォーカルでの参加を指していますか?
Sam:そう、1曲だけゲスト・ヴォーカルとして関わったんだ。もともと一緒にツアーを回らないかという話もあって、その流れの中で決まったことだった。"一緒に1曲やらないか"という話で、スウェーデンでレコーディングをしていたから、スウェーデンのスタジオまで飛んで、1週間ぐらい滞在したんだ。でも初日の晩にほとんど終わらせてしまったんだ。いい時間だったよ。
-最近は音楽的なコラボレーションでも、実際には顔を合わせないでファイルでやりとりすることも増えていると思いますが、当時はまだそういう時代じゃなかったんですね。
Sam:このときは、まだ曲が上がっていなかったから"直接スタジオに行って一緒にやった方が早いんじゃないか"ってことで行ったんだ。
-ではバンドと一緒に曲に関わったということですね。
Sam:そうだね。
-顔を合わせないでコラボレーションをした経験はありますか?
Tom:これまで一緒にコラボしたのはもともと友達のアーティストが多くて、"こういう音楽をやろう"とか改めて話し合ったりする必要はなかったんだ。だから、コラボレーションの話をする中で"こんな感じでやらない?"ってことでファイルを送ったりしているね。音楽の制作を進める中で、顔を合わせずにやることはこれまでにあったよ。
-バンドの中ではすべて顔を合わせながら進めていますか?
Sam:いや、すべてというわけではないね。最初の曲作りの段階ではTomが家で作って、それをDanに送ったら、プログラム上でまた作って、というように分業したりもしているよ。でも1度スタジオに入ったら、顔を合わせながら作業をしている。特にヴォーカルに関してはそれぞれの意見があったりもするから、みんなで意見を言い合いながらその場で変えていっているよ。
-バンド全体のサウンドにグルーヴが効いていて、全体の流れがいいトラックが多い印象ですが、それはそういったみんなで作っていくというプロセスによるものでしょうか?
Sam:特に今回はスタジオの中にひとつの雰囲気が流れていて、それに沿って作業を進めていったということがあるんじゃないかと思うよ。
Tom:意見は違ってもみんな同じ方向を向いてやれているからかな。方向性をすごく大事にしているんだ。ドラムのDanがビートにすごく気を使っているから、それも大きいんだと思う。
-インタビュー中で全員がヴィーガンということで、日本のヴィーガン・フードを食べたいと仰っていましたが、すでに試してみましたか?
Sam:もう何ヶ所か行ったけど、今のところどこもすごく美味しいね。これからツアーが始まるから、もっといろいろ探してみようと思っているよ。フラっと入るよりもちゃんと調べてから入るのがいいかなと思っている。もちろん失敗もあるだろうけど、今のところはいい感じで良かったよ。
-メンバー全員がヴィーガンということですが、メンバー・チェンジの際はそれが条件になっていたりするのでしょうか? テクニックがあって、グルーヴが出せて、さらにヴィーガンでなければいけないというのは中々メンバー探しが大変ですよね。
Tom:(笑)実は以前に2ヶ月だけ加入していたギタリストがいたんだけど、彼はその間だけヴィーガンになってくれていたよ(笑)。新しくギタリストが加入したんだけど、彼もヴィーガンなんだ。でも以前はヴィーガンじゃなかったみたいだ。彼がいつからヴィーガンになったのかは分からないけど、ヴィーガンじゃないとダメというわけではないよ。