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2月に新木場STUDIO COASTで開催された"SCREAM OUT FEST 2014"で再来日を果たしたTHE WORD ALIVEが、2年ぶりとなるニュー・アルバムを完成させた。ヴォーカルTelle Smithが"俺の声を聴くというよりは感じてほしい"と自ら語るだけあり、サウンドと調和した美しい歌は格段にクオリティを上げ、気持ちのいい和音を生んでいる。打ち込みを導入したデジタル的な要素は今作ではあくまでも裏方に回り、楽器隊の素材の良さが際立つ生音感のあるアプローチに。冒頭からギターの速弾きが耳に残りまくりのTrack.1からブルータルに徹した日本盤ボーナス・トラックまで、全曲必聴の13曲を収録。間違いなく過去最高のクオリティを備えた音色に、バンドの自信が見て取れる。 小林 詩央里
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アリゾナ出身の6人組。現ESCAPE THE FATEのCraig Mabbitt(Vo)のサイド・プロジェクトとしてバンド活動をスタート。Craig脱退後にIN FEAR AND FAITH、GREELEY ESTATESに在籍経験のあるTyler "Telle" Smithが加入。2009年、Fearless Recordsとの契約を獲得、1st EP『Empire』は、プレオーダーの段階でSMART PUNKのチャート1位を獲得するなど話題となる。日本では、MOTIONLESS IN WHITEとのスプリット・アルバム『The Word Alive / Motionless In White』をリリース、スクリーモ・シーンのルーキーとして一躍注目を浴びる。2010年リリースされた初のフル・アルバム『Deceiver』は演奏レベルの高さを感じさせる壮絶なメタル・サウンドで話題となり、"SCREAM OUT FEST 2011"で初来日を果たした。2012年、Dusty(Key)とJustin(Dr)の脱退、そして新メンバーのLuke(Dr)が加入という大幅なメンバー・チェンジを経て、よりバラエティ豊かに進化した2ndアルバム『Life Cycles』をリリース。2014年2月には、"SCREAM OUT FEST 2014"にて再来日が実現。そして7月、2年ぶりとなるニュー・アルバム『Real.』をリリースした。
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2nd Album 『Life Cycles』
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1st Album 『Deceiver』
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