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最狂の1冊、ここに誕生『UROBOROS』、最狂の怪物の軌跡
『UROBOROS』。それは伝説の竜が自らの尾に喰らいついた、おどろおどろしき、ひとつの輪と化した怪物である。我々の前にその怪物が姿を現したのは2008年11月12日のことだった。かの獣は、か細き産声を上げ、静かに鼓動を打ち始めた。鼓動は、この世を覆いつくし、その響きに人々が気づいた時、人々は『UROBOROS』が“最狂アルバム”だと知ったのだった。誕生から2ヵ月になるころ、『UROBOROS』はその成熟していく全貌を我々の前に明らかにした。それが、大阪城ホール公演“UROBOROS ?breathing-”。その後『UROBOROS』は一つの輪となったまま暴れ狂い、全世界公演と銘打って、進化を重ねた。その暴雨風にも似た軌跡は日本武道館公演“UROBOROS -with the proof in the name of living...-”へと続く。
この『UROBOROS』の飽くなき運動に追随、追求したオフィシャル写真集「OUROBOROS」が今回発売となります。日本武道館公演の様子を中心に『UROBOROS』を追いつづけた写真総数は約25,000点。ミーティングを重ね、その中から厳選された写真の一点一点は、挑みかかるような臨場感・躍動感に溢れています。さらにこの写真集には、それぞれのメンバーが『UROBOROS』とどのように戦い続けたかを語るロング・ソロインタビュー、その戦いを映像化したスタッフ会談も掲載予定となっている。
「OUROBOROS」仕様
A4横サイズ / 上製本 / 本文 128P / フルカラー
販売方法
DIR EN GREY OFFICIAL ON-LINE SHOP「Deadly Claris」
http://www.direngrey.co.jp/
価格 : ¥6,000 (tax in)+送料¥800
発売 : 2010年2月
発送予定 : 2010年3~4月
DIR EN GREY / 2010年02月23日 18:30 / TETU★KID
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快挙!DIR EN GREYのニュー・シングル
「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」が自己最高の2位を獲得!
12月2日にリリースされたDIR EN GREYの最新シングル、「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」が、オリコン調べによるシングル・チャート(12月14日付)で2位に初登場を果たすことが、集計の結果、判明した。彼らのオリジナル作品はシングル/アルバムを問わず、1999年1月のメジャー・デビュー以来、すべて同社のチャートにおいてトップ10入りを記録し続けてきたが、今回のシングル部門での2位獲得は自己最高記録更新となる。
実際のところ、この「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」という作品のセールス自体は、少なくとも現時点において、彼らの近年のシングルに比べて極端に向上しているわけではない。また、チャートという“尺度”はタイミングと巡り合せに左右されるものであり、仮にこのシングルが前週にリリースされていたならば、ベスト5入りの当落ラインすれすれの実績だった事実も認めておきたい。が、逆に言えば、有力作品が他にない週に発売されていれば首位獲得に至っていた可能性もあるということだ。しかも、発売第一週目の消化枚数についてはここ数年の作品とほぼ同等といえるこのシングルではあるが、ほぼすべてのセールスが減少傾向にある音楽業界内の現状を踏まえれば、デビューからまもなく丸11年を迎えようとしているこのバンドが、いわゆる有力タイアップもない状態で、これほどの実績を維持し続けている事実は驚異的と言わざるを得ない。
しかもこのシングル、タイアップと無縁であるばかりか、そのビデオ・クリップの内容が過度に衝撃的との理由から、TVの音楽番組/情報番組ではフル・サイズでのオン・エアが見送られていたりする状態でもある。つまり、最大のプロモーション・ツールのひとつである映像素材を有効に使用できていない状況にありながら、こうした好反応を得ているというわけだ。まさに平均的なヒット曲誕生のセオリーとは無縁のところで揺るぎない支持を獲得しているこの作品。これからのチャート動向、そして年明けに日本武道館での二夜公演を控えているDIR EN GREYのさらなる快進撃に注目したいところだ。
文●増田勇一
DIR EN GREY / 2009年12月09日 20:38 / TETU★KID
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NEWシングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」をリリースしたばかりの、世界をまたにかけるエクストリーム・バンドDIR EN GREYにインタビュー!!
激ロックとしては初の、ギタリストのDie氏に単独インタビューです(結構レアです)!
>>DIR EN GREYインタビュー
疾走感をメロディにより磨きのかかった3rdアルバム「alight」をリリースしたRIDDLEのインタビュー!!
今後日本のメロディック・シーンをさらに盛り上げていくだろう彼らの新作にこめた思いを伺いました!
>>RIDDLEインタビュー
携帯版はこちら>>
DIR EN GREY / 2009年12月07日 10:40 / webmaster
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DIR EN GREY武道館公演を目撃/体感するためのラスト・チャンス到来!ステージセット・プラン確定につき、追加席発売!
1月9日と10日の両日、東京・日本武道館にて『UROBOROS -with the proof in the name of living…-』と銘打たれた公演を行なうDIR EN GREY。
その2日分の公演チケットが一般発売開始後わずか15分で完売に至ったというニュースは以前にもお伝えしたが、今回は、その知らせに悔しい思いをした人たちへの朗報が届いた。同公演のステージセット・プランが確定したことにより、見切席/スタンド立見のチケットが、急遽、追加発売されることになったのだ。
現時点での最新アルバムにあたる『UROBOROS』が2008年11月にリリースされてからの“流れ”を踏まえてみても、重要な意味を持つものになることが疑いようのないこの二夜公演。今回発売を迎える追加席チケットを手に入れることが、それを目撃/体感するためのラスト・チャンスということになる。販売開始は11月28日。当然ながら“瞬殺”が予想されるので、万全を期して確実に入手したいところだ。
ちなみにDIR EN GREYは、最新シングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」の発売を12月2日に控えながら、現在は全米ツアー中。同ツアーを11月23日のサンフランシスコ公演をもって終了させ、その数日後には帰国を果たすことになっている。その、帰国後第一声の到着も楽しみにしていたいところだ。
文●増田勇一
UROBOROS -with the proof in the name of living...-
日本武道館
2010.1.09[sat] OPEN / 18:00 START / 19:00
2010.1.10[sun] OPEN / 17:30 START / 18:30
チケット料金:¥6,000(tax in)
席種:アリーナスタンディング(ブロック指定・整理番号付き) / スタンド指定席
総合問合せ:フリップサイド 03-3466-1100
※チケット・公演に関する情報はオフィシャルサイトへ
http://www.direngrey.co.jp/
DIR EN GREY / 2009年11月18日 14:19 / 吉野 将志(EDGE-CRUSHER)
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12月2日にリリースされるDIR EN GREYのニュー・シングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」のジャケット写真がついに解禁!!
12月2日に発売を控えているDIR EN GREYのニュー・シングル、「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」のジャケット写真が公開された。通常、それだけではニュースになどなるはずもないのだが、このバンドの場合は違う。ファンの多くは、おそらくこのジャケット写真を目にした瞬間、ある種の違和感めいたものをおぼえるのではないだろうか?
とはいえこのジャケットには、べつにこれといった仕掛けが用意されているわけではないし、間違い探しのようなトリックが隠されているわけでも、特殊な印刷技術が用いられているわけでもない。むしろ単純に、最新の撮りおろし写真が使われているだけなのだ。が、実はそこに答えがある。あなたはDIR EN GREYのジャケットに、彼ら自身の写真が全面的に使用されているのを過去に見たことがあっただろうか?
厳密に言えば、彼ら自身の写真がジャケットに用いられるのは今回が“初”ではない。が、少なくともメジャー・デビュー後にかぎっては、「ain’t afraid to die」や「CLEVER SLEAZOID」のシングルで大胆かつ掟破りな使い方をしていることを除けば、前例のないことといえる。
ただ、それだけのことではある。しかしこれは、自身の過去にすら縛られることのない現在のDIR EN GREYに、封印すべき禁じ手が何ひとつ存在しないことを象徴するものでもある気がする。ちなみに今回のジャケット写真を手掛けているのは、衝撃度の強い赤裸々な写真集などでも知られる殿村任香氏。撮影は、10月中旬の某日に行なわれている。
ご存知の通り、DIR EN GREYのメンバーたちは、このシングルの発売を間近に控えながらも国内にはおらず、現在は1年ぶりの全米ヘッドライン・ツアーを展開中。
過剰なほどの密度と、耳について離れないメロディを持った「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」がステージ上で初披露されるのは、1月に控えている日本武道館での二夜公演(チケットは一般発売開始から15分で完売)、もしくは年末に予定されているファンクラブ&モバイルサイト会員限定ライヴということになりそうだ。
文●増田勇一
DIR EN GREY / 2009年11月11日 23:05 / 吉野 将志(EDGE-CRUSHER)
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1月の日本武道館二夜公演のチケットが一般販売開始からわずか15分で完売となったDIR EN GREY。
そんな彼らが急遽、この年末に大阪、名古屋でのライヴが行なわれることが決定!!
“DORJE”(読み:ドルジェ)と題されたこの年末の公演は、彼らのオフィシャル・ファンクラブである「a knot」と、携帯サイト“DIR EN GREY ONLINE”の会員のみを対象とした初の限定LIVEとなる。
11月2日にスタートする全米TOUR、NEW SINGLE『激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇』の発表後、初となる国内公演となることもあり、発売僅か15分で完売となった、年明け1月9・10日に行われる日本武道館公演を目前に控えたDIR EN GREYによる2009年の集大成LIVEを見逃すな!!
DIR EN GREY
DORJE
-「a knot」& ONLINE only-
2009.12.28(月) [大阪府] なんばHatch [問]サウンドクリエーター 06-6357-4400
2009.12.30(水) [愛知県] Zepp Nagoya [問]サンデーフォークプロモーション
052-320-9100
OPEN 18:00/START 19:00
チケット料金:\5,700
1Fスタンディング/2F指定席
[総合問合せ]フリップサイド 03-3466-1100
※オフィシャルファンクラブ「a knot」・携帯サイト“DIR EN GREY ONLINE”会員
限定ライヴの為、一般発売はございません。
http://www.direngrey.co.jp/
DIR EN GREY / 2009年11月06日 20:53 / 吉野 将志(EDGE-CRUSHER)
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きたる1月9日と10日の両日、2010年最初のライヴを東京・日本武道館で行なうDIR EN GREYから、驚愕のニュースが届いた。なんと10月31日に一般発売を迎えた両公演のチケットが、販売開始からわずか15分間で完売に至ったというのだ。
音楽業界に限らず不景気な話題ばかりが届く昨今にあっては、めずらしい話といえるかもしれない。が、同時にこれは“当然の現象”ともいえる。今から3年半前、2006年夏にも武道館での二夜公演を行なっている彼らだが、その際のチケットも45分間で完全ソールドアウトとなっているのだ。それ以降の時間経過のなかで、『UROBOROS』(2008年11月発表)という最狂の怪物アルバムを世に提示し、文字通りワールドワイドな活動を実践しながら、DIR EN GREYは狭義のカテゴライズとは無縁の存在として、独自の地位をより強固なものにしてきたといえる。つまりその支持層は、かつて以上に広く、しかも厚いものになっているわけで、両公演が即日ソールドアウトとなることは、あらかじめ一部の関係者たちの間では確実視されていたところもあるのだ。
ちなみに当のメンバーたちは、同じく10月31日、この朗報到着とほぼ時を同じくして、11月2日に開幕を迎える全米ツアー(自己初の南米公演も含む)に向け、旅立っている。そして11月末の帰国を経て、12月2日には、『UROBOROS』以来の新音源にあたるニュー・シングル、『激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇』のリリースが控えている。
1月の日本武道館二夜公演は『UROBOROS -with the proof in the name of living…-』と題されており、2008年末に大阪城ホールで『UROBOROS -breathing-』と銘打って行なわれた公演と対を成すものになるとみられている。具体的な内容を予測することは難しいが、大阪城ホール公演で徹底的に体現された『UROBOROS』の世界観が、日本武道館での二夜には、さらに巨大かつ濃密なものとして描きあげられることになるに違いない。しかも“封印すべき過去”を何ひとつ持たない彼らのこと、熱心なマニアにすら想定不可能なサプライズも用意されているに違いない。文字通りのプラチナ・チケットを手に入れた音楽ファンには、その瞬間まで、想像力を駆使しながら大いに期待感と妄想とを膨らませていて欲しいものである。
文●増田勇一
DIR EN GREY
「UROBOROS -with the proof in the name of living...-」
2010.1.09(sat)[東京都] 日本武道館 OPEN 18:00/START 19:00
2010.1.10(sun)[東京都] 日本武道館 OPEN 17:30/START 18:30
チケット料金:¥6,000(tax in)
席種:アリーナスタンディング(ブロック指定・整理番号付き) / スタンド指定席
総合問合せ:フリップサイド 03-3466-1100
http://www.direngrey.co.jp/
DIR EN GREY / 2009年11月04日 20:31 / TETU★KID
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NY3夜公演、LA2夜公演、そして初の南米上陸も実現!
去る9月15日をもって国内ツアーを終了後、ふたたび地下潜伏期間に突入しているDIR EN GREYから、“次”のライヴ情報が到着した。2010年1月の日本武道館2夜公演の話ではない。11月、ちょうど1年ぶりとなるアメリカ・ツアーが行なわれることが決定したのだ。
11月2日、テキサス州ヒューストンで幕を開けるこのツアーは、先頃の国内ツアーと共通の『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』というタイトルのもとに展開されるもので、同ツアーが東京と大阪、京都を拠点としながら繰り広げられていたのと同様に、ニューヨークとロサンゼルスでの複数の公演が組まれているのが特徴的な日程となっている。会場規模についても、従来のアメリカでの実績を踏まえれば逆に無謀ともいえるほど、敢えてキャパシティを抑えた設定になっており、まさにDIR EN GREYが世界各国どこでも同じスタンスでのライヴ活動を望んでいることがうかがえようというもの。現地のファンにとっては、これまで以上に親密な空気のなかで5人と対峙することができる機会になるはずだ。
もうひとつ今回のツアーについて特筆すべき点は、全米の各都市をサーキットするのみならず、DIR EN GREYとして史上初となる南米上陸を果たすことだろう。11月8日にはブラジルのサンパウロで開催される『MAQUINARIA FESTIVAL』に出演し、EVANESCENCEやPANIC! AT THE DISCO、ダフ・マッケイガン率いるLOADEDとステージをともにすることになっている。ちなみに同フェスはその前日から2日間にわたっての開催となっており、7日の公演にはFAITH NO MORE、JANE’S ADDICTION、DEFTONESなども出演。過去に共演経験の豊富なDEFTONESの面々とも、この機会に再会を果たすことになるのかもしれない。
2008年の同じ頃、全米ツアーを展開中だった彼らは、現時点での最新アルバムにあたる『UROBOROS』の発売を、アメリカ東海岸で迎えている。それからちょうど1年を経て、まったく同じ時期にニューヨークでの3夜公演が行なわれることになるわけだが、その間の時間経過のなかで丹念に研ぎ澄まされ、さらに濃密さを増した『UROBOROS』の世界観が、現在のアメリカでどのように受け止められることになるのか。過去最大でも最長でもない今回の全米ツアーだが、実はこうした機会こそが、DIR EN GREYの“これから”を占ううえできわめて重要なものになるのかもしれない。このツアーに関するさらなる詳報は、12月2日に発売を控えている15ヵ月ぶりのニュー・シングル、「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」についての続報とともにお届けしたい。
文●増田勇一
<TOUR09 ALL VISIBLE THINGS>
11月02日(月) ヒューストン(テキサス州) / Warehouse Live
11月03日(火) ダラス(テキサス州) / Trees
11月11日(水) ニューヨーク(ニューヨーク州) / The Gramercy Theatre
11月13日(金) ニューヨーク(ニューヨーク州) / The Gramercy Theatre
11月14日(土) ニューヨーク(ニューヨーク州) / The Gramercy Theatre
11月16日(月) シカゴ(イリノイ州) / Metro
11月18日(水) イングルウッド(コロラド州) / Gothic Theatre
11月20日(金) ウェストハリウッド(カリフォルニア州) / House of Blues Sunset Strip
11月22日(日) ウェストハリウッド(カリフォルニア州) / House of Blues Sunset Strip
11月23日(月) サンフランシスコ(カリフォルニア州) / The Fillmore
<Maquinaria Festival>
11月08日(日) サンパウロ(ブラジル) / Chacara do Jockey
DIR EN GREY / 2009年10月07日 19:19 / TETU★KID
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「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」
DIR EN GREY 15ヵ月ぶりのニュー・シングル、その驚くべき全貌!
去る9月15日、東京・新木場STUDIO COASTでの公演をもって終了に至った『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』。その終演と同時に表題曲のタイトルと発売日のみが発表されていた、DIR EN GREYのニュー・シングルに関する詳細がついに判明した。
まず情報を整理しておくと、「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」と題されたこの作品は、2008年11月に発売された現時点での最新アルバム、『UROBOROS』以来初の真新しい音源であり、シングルとしては「GLASS SKIN」以来、実に15ヵ月ぶりのリリースとなるもの。発売日は12月2日に決定している。
肝心の収録曲についてだが、まず表題曲は、やはりそのタイトル自体からは想像不能であるばかりでなく、端的に形容すること自体が難しいと言わざるを得ない楽曲。なかにはバラードを想定していた読者もいるかもしれないが、ここではバラードであるか否かを明言するよりも「常に予想を裏切るのがDIR EN GREYだ」と答えるにとどめておくべきだろう。とにかくファースト・インプレッションの強烈なこの楽曲について、いくつかヒントを提示しておくとすれば、“情報量の多さ”と“意外なほどのキャッチーさ”ということになるかもしれない。ただし、もちろん“キャッチー”という言葉が意味するのは、世間にありがちなポップ・ソング的ということではない。“一度でも耳に絡み付いたら離れない”ということである。
そして同時収録されているのが、なんと「残」と「蝕紅 (Shot In One Take)」。どちらも最近のライヴで披露され、客席に大きな衝撃とどよめきをもたらした楽曲だが、1999年1月に3作同時リリースされたメジャー・デビュー・シングルのうちの1曲である「残」は、新旧を問わずあらゆるファンから特に“復活”を望まれていたナンバーだと言っていいだろう。これまでにも“過去の楽曲を現在形にリニューアルする”という作業については、かならずしも否定的ではなかった彼らではある。が、禁断のチューンともいうべきこの「残」の蘇生は、彼らを支持する人たちの多くにとって“願ってはいても、叶わないこと”と信じられていたに違いないし、ここでこうして新たなカタチで蘇生させることを5人が決意するに至ったのは、まさに現在のこのバンドにとって“否定すべき過去”が何ひとつ存在しないことの証しと言っていいはずだ。
もう1曲の「蝕紅 (Shot In One Take)」は、そもそも『VULGAR』(2003年発表)に収録されていた楽曲だが、こちらに関してはタイトル中の英語表記部分が物語っているように、いわゆるワン・テイク、一発録りによる音源となっている。『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』では、『UROBOROS』収録の「凱歌、沈黙が眠る頃」などとともに“鍵”を握っていたともいえるこの楽曲。『VULGAR』自体、DIR EN GREYが現在のスタイルに至るうえでの重要な分起点となった作品といえるが、その収録曲である「蝕紅」が“現在の5人の等身大の音”で、必要以上に手を加えられていない状態のまま我々の耳に届けられることになるわけだ。
もうひとつ補足しておくと、その「蝕紅 (Shot In One Take)」を除く2曲については、スウェーデンが誇る孤高のへヴィ・ロック・バンド、OPETH(オーペス)との仕事で知られているイェンス・ボグレンがミキシングを担当。ボグレンの名前は同バンドの『GHOST REVERIES(ゴースト・レヴァリーズ)』(2005年)、『WATERSHED(ウォーターシェッド)』(2008年)といった作品において、共同プロデューサー及びエンジニアとしてクレジットされている。さらにこの音源は、最終的にはニューヨークのスターリング・サウンド・スタジオにおいて、テッド・ジェンセンによるマスタリングを経て完成へと至らしめられている。マスタリングの達人として広く世界的に認知されている彼の名前は、言うまでもなく『UROBOROS』のクレジットのなかにも見つけることができる。
いわば日本で録られ、スウェーデンで研ぎ澄まされ、アメリカはニューヨークで最終着地点へと到達したこのシングル。今回はふたつのフォーマットでのリリースが予定されているが、2枚組仕様で発売される初回生産限定盤のDVDには、レコーディング風景などもふんだんに収録されているとのこと。
さまざまな意味で画期的というべきこのシングルの登場を経た先に見えてくるのは、2010年1月の日本武道館二夜公演ということになるが、順当に考えれば、そのときに初めて「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」がステージ上で披露されることになるのだろう。しかし、前にも記したとおり、常に予測を裏切るのがDIR EN GREYというバンドでもある。果たして“次”は何が起こるのか? シングルの具体的な像が明らかになるその瞬間と、続報到着とをお待ちいただきたいところだ。
文●増田勇一
DIR EN GREY / 2009年09月24日 16:58 / TETU★KID
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今年2度目の国内ツアー、『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』も9月15日の東京・新木場STUDIO COASTでの公演をもって大盛況のうち終了したDIR EN GREY。
本日、2009年12月2日にシングルがリリースされることが発表された。
そのタイトルは
「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」
今作は2008年11月12日発売の『UROBOROS』以来のものとなり、シングルとしては同年9月10日にリリースされた「GLASS SKIN」以来のものとなる。
来年の武道館公演で、ライヴ初披露となるのか、いったいどういった楽曲なのか、タイトル以外は謎に包まれたままだ。
DIR EN GREY / 2009年09月16日 19:11 / TETU★KID
This news is about... DIR EN GREY, リリース情報
現在「TOUR09 ALL VISIBLE THINGS」で国内ツアー中のDIR EN GREYから衝撃のニュースが飛び込んできた。来年1月に約3年ぶりとなる日本武道館公演2DAYSが決定したとのこと。
2006年に行なわれた日本武道館公演2DAYSは45分でチケットがソールドアウトしたという伝説を持っているだけに今回もチケット争奪戦になるのは必死だろう。
UROBOROS -with the proof in the name of living...-
2010/1/09(土) 日本武道館 OPEN 18:00 / START 19:00
2010/1/10(日) 日本武道館 OPEN 17:30 / START 18:30
チケット料金:¥6,000(tax in)
席種:アリーナスタンディング(ブロック指定・整理番号付き)/スタンド指定席
総合問合せ:フリップサイド 03-3466-1100
チケット一般発売日:10/31(土)
そしてさらに10月28日にDIR EN GREYの4 年4 ヶ月ぶりのMUSIC CLIP COLLECTION DVD 『AVERAGE BLASPHEMY』のリリースが決定とのこと。撮影風景を収めた特典映像を含む全13 曲を収録とのこと。
【収録曲】
①VINUSHKA (Restricted Ver.)
②DOZING GREEN
③GLASS SKIN
④冷血なりせば
⑤Agitated Screams of Maggots (Restricted Ver.)
⑥GRIEF
⑦凌辱の雨
⑧CLEVER SLEAZOID
⑨RED SOIL
⑩VINUSHKA (Promotion Edit Ver.)
⑪CLEVER SLEAZOID -『DESPAIR IN THE WOMB』Ver.-
⑫AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS -『DESPAIR IN THE WOMB』Ver.-
⑬CONCEIVED SORROW -『IN WEAL OR WOE』Ver.-
DIR EN GREYの最新情報はコチラ
DIR EN GREY / 2009年09月03日 02:36 / TETU★KID
This news is about... DIR EN GREY, アーティストニュース
DOWNLOAD FESTIVALなどの大型フェスにも参加し、世界を股に掛け活動するジャパニーズ・エクストリーム・バンド、DIR EN GREY。そんな彼らのドイツでの公演("TOUR09 FEAST OF Ⅴ SENSES"のヨーロッパツアー)の模様を激ロックがレポート!!
海外での人気も圧巻の、
DIR EN GREYのライヴ・レポートを今すぐCHECK!!▼
>>DIR EN GREY ライヴ・レポート!!
また、DIR EN GREYは来月から9月にかけて、東京・大阪・京都とツアーを回る予定。
彼らのライヴをまだ体験したことが無いなら、この夏のツアーでDIR EN GREYの世界に浸ってみては。
―LIVE情報―
DIR EN GREY
TOUR09 ALL VISIBLE THINGS
――――――――――――――――――
8/26(水)[東京都] 新木場STUDIO COAST
8/27(木)[東京都] 新木場STUDIO COAST
9/1(火)[大阪府] なんばHatch
9/2(水)[大阪府] なんばHatch
9/4(金)[京都府] KBSホール
9/5(土)[京都府] KBSホール
9/9(水)[東京都] Zepp Tokyo
9/10(木)[東京都] Zepp Tokyo
9/14(月)[東京都] 新木場STUDIO COAST
9/15(火)[東京都] 新木場STUDIO COAST
――――――――――――――――――
チケット料金:¥5,700 (tax in)
席種:1F スタンディング・2F 指定席
※京都公演のみ、オールスタンディング
総合問合せ:フリップサイド 03-3466-1100
チケットは各プレイガイドで発売中。
詳細は下記のDIR EN GREY公式サイトで。
DIR EN GREY / 2009年07月28日 15:32 / webmaster
This news is about... DIR EN GREY, 激ロック情報
4月の激ロックフリーマガジンでも表紙を飾った、DIR EN GREY。
Zeppで行われたライブの模様をレポートします!!
DIR EN GREY / 2009年05月25日 01:14 / webmaster
This news is about... DIR EN GREY, 激ロック情報
Kerrang!の表紙を飾り、海外のフェスからもオファー絶えない日本が誇る世界基準バンドDIR EN GREY。そのリーダー、薫(Gt.)のインタビュー&動画コメントがgekirock.comに掲載されました!
2月にリリースされたライヴDVD「A KNOT OF」や、現在のバンドの状況など様々なことに答えてもらいました。
DIR EN GREYインタビュー&動画コメント
そしてさらにDIR EN GREYメンバー全員のサイン入り(!)ポスターを2名様にプレゼントしちゃいます!!!
応募方法は下記の通り!!!
【応募方法】
応募方法は簡単、4/2(木)に配信される激ロックメールマガジンに記載されているアドレスにメールを送るだけ!!!激ロックメールマガジンにまだ登録していない人は今すぐ登録を!!!
DIR EN GREY / 2009年03月28日 21:36 / TETU★KID
This news is about... DIR EN GREY, 激ロック情報
国内外で話題に事欠かないDIR EN GREYよりDVDリリース情報が届きました!!!
初回生産限定盤
通常盤
4/29 NEW DVD「TOUR08 THE ROSE TRIMS AGAIN」
怪物アルバム『UROBOROS』生誕前夜の最狂ライヴを完全密封!!!
2008年10月18日に行なわれた新木場STUDIO COAST公演を完全収録したライヴDVDです。
さらにTOUR09 FEAST OF Ⅴ SENSES追加公演決定!!!
5/2、5/3、5/4 新木場STUDIO COASTにて追加公演3daysが決まりました。
今回もソールドアウト必至なので早めにチケットをゲットしてください!!!
さらに詳しくはDIR EN GREY OFFICIAL SITEにアクセス!!!
DIR EN GREY / 2009年03月17日 10:12 / TETU★KID
This news is about... DIR EN GREY, リリース情報
スウェーデンのイェーテボリにて6月26日・27日に開催されるHR/HM系の大型フェスティヴァル〈METALTOWN FESTIVAL〉。今年で6回目を迎える同フェスの出演アーティストが発表された。
出演が明らかとなったのは、ヘヴィ・ロック・シーンにおいて絶大なる存在感を誇るSLIPKNOT を始め、MARILYN MANSON 、DISTURBED、CHILDREN OF BODOM 、NAPALM DEATH 、TRIVIUM、DRAGONFORCEら。また、日本からは、DIR EN GREY、MUCC、ギルガメッシュの3組の出演が決定。日本勢の参戦は、今回が初となる。例年以上に多彩かつ強力なラインアップとなった今年の〈METALTOWN FESTIVAL〉。今までにない熱い盛り上がりが期待できそうだ。
SLIPKNOT
MARILYN MANSON
MUCC
〈METALTOWN FESTIVAL〉出演アーティスト
SLIPKNOT (USA)
MARILYN MANSON (USA)
DISTURBED (USA)
VOLBEAT (DNK)
DIR EN GREY (JPN)
CHILDREN OF BODOM (FIN)
NAPALM DEATH (UK)
TRIVIUM (USA)
DRAGONFORCE (UK)
GIRUGAMESH (JPN)
PAIN (SWE)
MUNICIPAL WASTE (USA)
MUCC (JPN)
AUGUST BURNS RED (USA)
BRING ME THE HORIZON (UK)
BULLET (SWE)
DEAD BY APRIL (SWE)
PILGRIMZ (DNK)
っというかかなり豪華なメンツなんですが!?
いきたい。。。
さらに詳しい情報はコチラから!!!
DIR EN GREY / 2009年02月13日 20:05 / TETU★KID
This news is about... DIR EN GREY, MARILYN MANSON, SLIPKNOT, アーティストニュース
先日の激ロックニュースでも英国最強音楽誌『KERRANG!』の表紙を飾ったことを伝えたばかりのDIR EN GREY。
そんな彼らが2月4日に『A KNOT OF』という過去3年間の紆余曲折を追った実録DVDをリリースするという。
『A KNOT OF』
内容はDIR EN GREY過去3年間に同ファンクラブ内のみで限定販売されてきたDVD3作品のなかから抽出された素材で再構成されたものとのこと。
2005年5月に行なわれたベルリンでの単独ライヴを皮切りに、2007 年末までに彼らが行なってきた国内外でのさまざまなライヴの断片、そして貴重なドキュメンタリー素材とともに封じ込められているとのことなのでファンはもちろんのこと激ロッカーにもマストなアイテムになりそうです!!!
このDVD に触れたとき、過去3 年間にDIR EN GREY を取り巻く環境がいかに変わってきたか、そして何がずっと変わらぬままであり続けているのかを、誰もが知ることになるだろう。
(『A KNOT OF』資料より抜粋)
2月7日発行の激ロックフリーマガジンにもDVDレビューを掲載予定ですのでそちらも見逃さずにチェックしてください!!!
DIR EN GREY / 2009年01月30日 10:46 / TETU★KID
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英国が誇る世界最強のロック誌『KERRANG!』の表紙にDIR EN GREYのVo.KYOが登場!!!
もちろん表紙を日本人が飾るのは初!!!
DIR EN GREYの海外での活躍はすごいものがありましたが、あの『KERRANG!』の表紙というのはインパクト&話題性がありますよね。mixiニュースやyahoo!ニュースなど様々なwebニュースに取り上げられてます!今後もDIR EN GREYの活躍から目が離せない!!!
2月にはDVDがでるそうなのでそちらも要チェック!!!
DIR EN GREY / 2009年01月26日 18:39 / TETU★KID
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LINKIN PARKのJAPAN TOUR 2007。11/23(金・祝),24(土)さいたまスーパーアリーナ公演のゲストアクトにDIR EN GREY、全公演のサポートアクトにYELLOWCARDが決定しました!!
その詳細は今すぐここをチェック!!
DIR EN GREY / 2007年09月11日 15:11 / 吉野 将志(EDGE-CRUSHER)
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