INTERVIEW
OBSESS HEDERA
2026.01.22UPDATE
2026年02月号掲載
Member:茶礼ことり(Vo) Yü-suke(Gt) 真弥(Dr)
名古屋発のメタル・バンド OBSESS HEDERAが、このほど2ndシングル「ANTI-FORMALISM」をリリースした。2024年発表の「My Februalia」でも感じられたキャッチーさも継承しながら、バンドの攻撃的な側面を打ち出したという本作のコンセプトは、"怒"と"解放"。この楽曲を通じて届けたいこと、込められた想いについて、メール・インタビューで話を訊くことができた。
-激ロック初登場ということで、自己紹介をお願いいたします。
ことり:最強デスヴォイス!! 多種多様な声を出します、ヴォーカルの茶礼ことりです。
Yü-suke:初めまして。ギターと作曲をしてます。Yü-sukeです。
真弥:ドラムと作曲しています。読みは"マサヤ"です。
-グループ結成の経緯を教えてください。
ことり:以前所属していたアイドル・グループの現体制終了後に、Yü-sukeさんからお誘いいただきこのバンドでの活動を決めました。
Yü-suke:僕が新しくバンドを立ち上げたいと考えヴォーカルのことりちゃん、ベースのスー(沙雨)ちゃんに声を掛け曲を作り始めたのがきっかけでした。そこに以前、同じバンドで活動していたドラムの真弥さん、ギターのRyoji君に声を掛けメンバーが固まったという感じです。
真弥:まぁいろいろあって、Yü-sukeの手助けをしたいと思って加入したのが大きな理由です。やるならツイン・ギターで絶対Ryoji君も一緒じゃないと嫌だから、セットで加入です(笑)。
-メンバーそれぞれのルーツとなるアーティストや、よく聴いている音楽等を教えてください。
ことり:DIR EN GREYとSound Horizonが大好きです。それ以外はメタル全般、ハードコア、ラウドロック、アニソンが好きです。
Yü-suke:作曲のためにいろいろなジャンルを聴きますがよく聴いてるのは邦楽ではZIGGY、中島卓偉さん、L'Arc~en~Ciel、DEAD END、DIR EN GREYだったり。洋楽では MÖTLEY CRÜE、BLACK VEIL BRIDES、MOTIONLESS IN WHITE、JOURNEY等を聴きます。大好物は80sの音楽ですかね。特に80sのHR/HMが大好きです。
真弥:LUNA SEA、黒夢、メタル全般、ヒップホップ、スムース・ジャズやヒーリング音楽も好きです。
-そういったアーティストや音楽と出会ったきっかけはなんだったのでしょうか?
ことり:そこにメタルがあったから! です。
Yü-suke:好きになったアーティストが影響を受けたアーティストということで掘り下げて行ったらどんどん幅が広がっていきました。
真弥:中学のときにLUNA SEAと黒夢、とにかく激しい音楽が好きでした。メタルに進んだのも激しい音楽を追求して行った結果かと......たぶん最初はメタルだとHELLOWEENとかIMPELLITTERIにハマってから、いきなりCRYPTOPSYを聴いたかも。その反面、大人になってからは、ゆったりしたジャンルも好む傾向にあります。
-2ndシングル「ANTI-FORMALISM」のリリースおめでとうございます。迫り来るような激しさとメロディアスなサビとのギャップが非常に印象的ですが、今作にはどのようなコンセプトやテーマを込めたのでしょうか。
ことり:"怒"と"解放"です。
Yü-suke:1st MVの楽曲(2024年リリースの「My Februalia」)がOBSESS HEDERAの持つキャッチーな面であるとするなら今回は攻撃的な面を打ち出すのが目的でもありました。激しいパートの多い展開で大きく落とすサビのメロディはやはりキャッチーで印象に残るものになったのではと思います。
真弥:リリースされた曲のオケは原曲の状態と骨組みは同じ感じで、チューニングとギター・アレンジで大きく変わりました。原曲を作ったときのテーマは特になかったのですが、最初にドラムを叩いてある程度の骨組みを作ってからギター・フレーズを考えて当てはめていった感じで、作曲の手法としては珍しいのかなと思います。今回の曲はRyoji君の案でチューニングが下がり、サビの浮遊感があるディレイ・フレーズ等、彼のアレンジがなければこの姿にはなりえなかった。ギター・ソロもすごい。もちろんことりちゃんのグロウルもヤバいけど。
-今作の制作にあたって苦労したポイントやエピソードはありますか?
Yü-suke:大サビのリズムが変わる部分でノリ良くヘヴィにギターをどう鳴らせるかだったりAメロの16分の速い刻みのアタック感だったりギターも何本か持ち替えて試したりサウンド面で苦労しました。
真弥:もっと苦労しないといけないと思う(笑)。
-「ANTI-FORMALISM」の歌詞には、世界の見え方そのものへの問い掛けや、違和感に抗う姿勢が通底している印象があります。こうした感情を描くことで、聴き手にどんな気付きや引っ掛かりを残したいと思いましたか?
ことり:"右に倣え"に辟易し、そういった世に抗いたいと息苦しさを感じる誰かが、そこで苦しみ続ける必要はないのだと、そんなもの壊してしまってもいいのだと、そのしがらみを解き、自分を慈しむきっかけとなれば嬉しいです。
真弥:とにかく"自分軸"で生きること。同調圧力に屈せず生きてもらいたい。時代や世間体のせいにせず、自分の思考で足をこの地に付けてほしい。
-楽曲制作において、バンド内での役割分担や制作プロセスにはどのような特徴がありますか?
ことり:私は主に作詞を担当しています。その他に、デスヴォイス・パートを付けることと、メロディも鼻歌で渡して部分使いしてもらうことがあります。
Yü-suke:今回の曲に関しては原曲を作った真弥さんが付けたメロディをことりちゃんから相談を受け、サビの後半の最後のほうを少し僕が変えてみてこう歌ってみたら? と、ことりちゃんに伝えました。それ以外のアレンジについては真弥さんからの提案でメンバーの感性で好きなようにやってみてということでした。
いつもは作曲者それぞれがデモを持ち寄り、バンド内で好きにアレンジをしています。
真弥:そうだね、この5人だからこその化学反応がいつも楽しみ。
-「ANTI-FORMALISM」のMVも公開されていますが、見どころはどういったところでしょうか? 撮影時のエピソードもあれば教えてください。
ことり:1作目とは色味も変わり、かなりエネルギッシュでパワフルな作りになりました。もともと赤黒をイメージしていたのですが、カメラマンさんの提案でサビを青くし、その結果 、音とシンクロし見応えのある映像に仕上がったと思います。
Yü-suke:見どころは映像全体からも伝わるヒリヒリ感ですかね。エピソードと言いますと撮影した場所が浅草だったので外国人観光客の方も多く歩いていてたまたまスタジオ外をメイクした状態で歩いていたら"めっちゃかっこいいやん"と声掛けてもらえたことですかね(笑)。
真弥:とにかく激しさを感じてもらえたら......
-2ndシングルのリリースを経て、OBSESS HEDERAとして"ここは確実に掴めてきた"と感じている部分と、逆に"もっと突き詰めたい"と思っている部分はそれぞれどんなところでしょうか?
ことり:多種多様なバンドが存在する現代でも、確固たるオリジナル・カラーを持って活動できていると思うので、そういった強みをブラッシュアップしていきたいです。
Yü-suke:突き詰めるのであればもう少しエクストリーム・ミュージック要素を強く出したいなと思います。ただし、激しいだけではつまらないとも思うのでメロディはキャッチーで耳に入りやすいものを取り入れたいですね。
真弥:やはり日本人らしい音楽を作るということ。海外からやってくるメタル・ムーヴメントの中で、国内に似たバンドが現れるのは仕方がないと思うけど、"もうそれそのままやん"っていうようなバンドにはなりたくない。自分たちは日本人だからこその感性で自分たちの音楽を追求していきたいですね。
-ライヴやツアー等、これから予定されている活動はありますか?
Yü-suke:5月9日にFATE GEARさんとオーストラリアのANAが行う名古屋公演("FATE GEAR 10th Anniversary & ANA 「Motivated by Death」リリース記念ツアー")のオープニング・アクト、5月30日に名古屋 MUSIC FARMでOBSESS HEDERAの企画を行います。
-この先ライヴをしてみたい場所はありますか?
ことり:Zeppに立ちたいです。あと、地獄絵図なフロアが大好きなので、遊ぶの大好きなメタルヘッズが集まるイベントに出たいです。
Yü-suke:大きなフェスに出演して自分たちが受け入れられるか挑戦してみたいですね。幅広い層の音楽ファンに僕等の音楽を届けられたらと思います。
真弥:呼ばれればどこにでも行きますよ。
-最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。
ことり:轟音、ぜひライヴで浴びていただきたいです! デスメタルに生きよう\m/
Yü-suke:MVを観て気になったらぜひ、ライヴ会場へお越しください! 僕等と一緒に楽しみましょう!
RELEASE INFORMATION
OBSESS HEDERA
2nd Single
「ANTI-FORMALISM」

NOW ON SALE!!
¥255(税込)
配信はこちら
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