－「チャージは恥だが役に立つ」は、ギター・ソロがまたいいですよね、悲哀というか、悲しみが伝わります。

ロンドンタナカ：あれは（Eric）Claptonで（笑）。

ジョン・カッター：THE BEATLESの「While My Guitar Gently Weeps」でソロを弾いているClaptonというイメージです。

－曲はどのくらいの時間でできあがるんですか。

ロンドンタナカ：早いときは早いです。僕は書きたいことさえあれば、イメージが出てくるから、だいたい1回のスタジオで1曲の大枠を決めようというペースでやってますね。そのあとブラッシュアップする作業をやっていくので、そんなに時間がかかったりしないんですよ。もっとふざけられるんじゃないかっていうことばかり考えていて。将来的にプログレみたいになるんじゃないですかね（笑）。

－前身のバンドからいろんなバンドを見てきて、それを反面教師にするじゃないけれど、こうありたいとか、こんなふうに楽しんでもらえたらという思いが芽生えたことはありますか。

ロンドンタナカ：今流行ってる音楽に飽きてしまったり、もうちょっとガツンとしたものを聴きたいなという人に聴いてもらいたいし、面白いなと思ってもらえたらいいですね。あと、ぜひコピー・バンドもやってほしいですね（笑）。

アラウンドザ長老：ギター・キッズのファンが欲しいですね。男のファンが欲しいです。男ってやっぱり、ずっと好きなものは好きじゃないですか。

ロンドンタナカ：俺は女の子のファンばっかりの方がいい（笑）。かわいいから（笑）。この間、打首獄門同好会の会長（大澤敦史）が、TwitterでうちらのMV（Track.1「ヤバイ、新聞屋さん。」）を見てくれて、打首のアカウントで"俺は好き"ってつぶやいてくれたんですよ！ あと、オマージュした本人のヤバイTシャツ屋さんも、バンドのアカウントで"いいね"してくれて......。いろんな人が、俺らの悪ふざけを楽しんでくれてる気がするので、怒られるまでは自分が面白いと思えるバカやりたいですね！