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INTERVIEW

THE WARSMANS × BUMBA

2016.11.07UPDATE

2016年11月号掲載

THE WARSMANS × BUMBA

THE WARSMANS:ISSAY(Vo)
BUMBA:HIYU(Ba)
インタビュアー:加藤 智裕

-「Mr.ジョージア」のサビの歌詞を聞いて気になったんですが、これはご自身に向けて書いたってことなんですか?

ISSAY:まずは、メンバーに向けた曲だったんですよ。普段から一緒にいて、一緒に頑張ってるメンバーの姿に自分を重ねながら。例えば、会社の休みが取れなくて練習に遅刻して来たときとか、もう必死な顔してるんですね。そういうのを見て、"頑張っていこうぜ!"みたいな。仕事と両立しながらだから、ただのバンドマンではいられないんだけど、それでもこのバンドを続けていこう、頑張っていこうって曲ですね。それは自分にも言いたいし、メンバーにも言いたいし、そのフィルターを通して同じように思ってくれる、後輩のバンドマンとかにも言いたい。でも、まずは誰かに向けてっていうよりは、自分を奮い立たせるための応援ソングを作ったって感じですかね。

-THE WARSMANSのワンコイン・シングルの表題曲でもあったTrack.4「Charisma」がすごくクセになる曲というか、まさにキラー・チューンだなって思ったんですが、どういったイメージで作られた楽曲なんですか?

ISSAY:これは1年くらい前に、ストレートなかっこいいギター・リフのある曲がやりたいって感じで作りました。サビの最後に"仮初めのカリスマを打て"ってあるんですけど、"自分で決めたことを人のせいにすんなよ"みたいな。そういう奴らが多いなと思ったので、人から影響受けるのはいいんだけど、"結局は自分自身で生きていく"、"考えてちゃんと納得して生きていく"っていう曲です。

-続いてBUMBAさんの作品について聞いていきたいんですが、やっぱりシンガロング・パートは多いですよね。これはやっぱり、ライヴでお客さんに一緒に歌ってほしいっていう意図があって入れているのでしょうか?

HIYU:はい、そうですね。僕らはコーラスも含め、4人中3人が歌うんですけど、ライヴでは3人の声だけじゃ足りないくらいのイメージで作ってるんで、フロアを巻き込んでみんなで"うぉー!"ってなる感じにしたいなっていうので、"うぉううぉう"するところを意図的に増やしてます。そういう曲なら、実際にライヴで僕らもお客さんも楽しめるし。

ISSAY:わかりやすくていいよね。もちろん、"サビをみんなで一緒に歌おう!"とかよくあるんですけど、それって何度も曲を聴いてる人でないとできないじゃないですか。でも"うぉううぉう"とかは、一度聴いて"ハイ、繰り返して!"っていうくらいで、その場で初めて観る人たちも体験できる楽しさだから、それがふんだんにあるっていうのはいいよね。

-そして、6曲中、日本語詞が4曲で英語詞が2曲収録されていますね。歌詞をどちらで書くかは、どういうふうに決めているんですか?

HIYU:もともと、そんなに意識して作ってたわけではなかったので半々くらいだったんですけど、今回、以前よりも聴いてもらえる人も増えたので、日本語詞の方が共感しやすかったり、歌詞の良さが伝わりやすかったりするのかなって思って。それで、"ちょっと日本語詞を多めにしよっか"っていう話はしました。

-リリースされたあと、2バンドでレコ発ライヴを行う予定はあるんですか?

ISSAY:それはまだ内緒......っていうか細かいことがまだ決まってないんですよ。ホントだったら、リリース日にレコ発ライヴをやりたかったんですけど、時期的に年末が近いということもあり。沖縄県内のいろんなイベントの空気を読みながら、おいしいポイントを見つけ次第やろうと思ってます(笑)。

-ちなみに、東京とかではあまりライヴをやらないんですか?

ISSAY:僕らは社会人バンドなので、なかなか動けてない現状があるんですよ。でも、今回のミニ・アルバムをきっかけに、音だけでいいから先に広がってくれるなら、どうにかしてでも聴いてくれた人たちに会いに行こうって思ってます。

HIYU:僕らは先日、東京でライヴを2本やってきました。12月も現状で4本決まってて。11月は関西に行ったりとか、県外でのライヴもちまちま行って、ちょっとずつ友達を増やしていってますね。

-ありがとうございます。では、最後に激ロックの読者へ向けてメッセージをお願いします。

HIYU:前のシングルはタワレコ8店舗限定で、今回は初めてタワレコ全店舗に置いていただけることになりました。僕の中ではまったく想像もできていない状態なんですが、タワレコで見かけたら、ぜひ聴いてもらいたいなと思います。沖縄にも若いバンドがいて、みんな頑張ってるんだよーっていうのをこの2バンドの同時リリースで伝えて、"沖縄、盛り上がってるな!"っていう空気にできたらいいなって思います!

ISSAY:僕らは沖縄在住だし、そこに誇りは持ってるんですけど、全国区の活動をしてるバンドと違って、やっぱりみんなの目に留まる機会が少ないので、今回の全国リリースはすごくありがたく思ってます。インディーズって、どうしてもみんなの応援が必要なんですね。僕らもまだ自分に対する応援ソングを作ってるくらいですから(笑)。だから、まずはホントに聴いてほしいし、僕らのことをチェックしてほしいですね! って言いながら、チェックするオフィシャル・サイトがまだないんですけどね(笑)。

一同:(笑)