DISC REVIEW
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自称"メロディックうぉううぉうバンド"と名乗っているだけあって、彼らの渾身のミニ・アルバムである今作は、Track.1「Future, Never Knows」の初っ端"うぉううぉう"で始まり、ラストのTrack.6「フロンティア」の"うぉううぉう"で締めくくっている。しかも、"うぉううぉう"で始まり"うぉううぉう"で終わるだけじゃなく、日本語詞でも英語詞でも、ほぼどこかで"うぉううぉう"してる。でも、それが狙いすぎに感じないくらい、楽曲のバリエーションも面白く、爽やかで、好感度満点なのだ。メロコアの基本は抑えつつ、楽曲の組み立て方に小技があるところとか。澄んだ目で、大人の至らない部分を指摘する幼い子供のように、天然と神童の間を行き来する不思議な存在だ。 山本 真由