INTERVIEW
NOISEMAKER
2016.07.19UPDATE
2016年07月号掲載
Member:AG(Vo) HIDE(Gt) YU-KI(Ba) UTA(Dr)
Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)
-NOISEMAKERにとって、最高のライヴとはどういったものでしょうか?
AG:バンドも来てくれた人も、会場全体に得体の知れない一体感があるときかな。どんなに演奏が完璧で、パフォーマンスもMCもパーフェクトでも、空気感ってのは得体の知れないその日の生き物のような部分がある。そのすべての要素がカチッとハマッたときですかね。
HIDE:NOISEMAKERの最近の曲はみんなで歌うパートがたくさんあるので、会場全員で一緒に歌うこと、会場がひとつになることが最高のライヴだと思っています。
YU-KI:例えば本を読んだり映画を観たりしたときに、思わず泣いたり笑ったり。そういう"感動"を生むライヴですね。ライヴハウスという空間で、音楽で、感動したいし感動させたい。今回は特に会場全体で歌えるようなパートが多く、より新鮮な感動を生む最高なライヴができるかなと予感してます。
UTA:やはり最高なライヴは会場全体、メンバー、観に来てくれるみんなの心がひとつになって、よりエクスタシーな感じになるのが最高だと思います!
-そして、Crossfaith主催のACROSS THE FUTURE 2016に出演が決定しました。CrossfaithとNOISEMAKERはたびたび共演するなど関係が深いと思いますが、あなた方とCrossfaithとの出会いについて詳しく教えてください。
AG:初めは、"No Name Magazine"っていう雑誌と『Younameit』っていうオムニバス・アルバム(2009年リリース)で一緒になったところから知って、仲の良いバンド界隈からも"ヤバいバンドがいる"って情報がちょくちょく耳に入ってきてたんです。5年くらい前かな? そのころ札幌で開催されたイベントで対バンしたのが始まりでした。そこからツアーやイベント、フェスとかで会うことが多くなっていきました。Koieとはプライベートで飲むこともあって、メンバーみんな人間的に最高だし、音楽性や聴いてきた音楽も近いところがあったし、バンドとしての肌感覚っていうか、そういうところも含めて仲が良くなるにはそんな時間はかからなかったですね。
HIDE:初めて出会ったのが僕らNOISEMAKERの出身地、北海道でした。出会う前から彼らの存在、活動などにとても興味があったのを覚えています。
UTA:Crossfaithと初めて会ったのは、僕がまだNOISEMAKERに入る前のことでしたね(笑)! 初めてライヴを観たときは、やはりTatsuyaの驚異的で神がかったドラミングを見て度肝を抜かれました!
-今回、ACROSS THE FUTUREに参加することになった経緯を教えてください。
AG:Crossfaithが"全箇所一緒に回りたい"って言ってくれて、"そんな最高なツアー、何が何でも出るでしょ!"って。
-初めてCrossfaithの楽曲を聴いたとき、そしてライヴ・パフォーマンスを目の当たりにしたときの感想を教えてください。
AG:とにかく衝撃的で笑っちゃいましたね(笑)。圧巻でした。そしてとりあえず酒が強い(笑)! ステージ上でイエーガーを水のように飲むバンドはそうそういないかと。パンチだらけでしたね(笑)。
HIDE:初めて楽曲を聴いたときは斬新に感じました。楽曲に世界観がありライヴはそれ以上の衝撃。バンド・サウンドとエレクトロを絶妙に融合して形にしているのはセンスを感じました。
YU-KI:すごいと言うより凄まじく、凄まじいほどに感動したことを覚えてます。今でも毎度感じるけど。
UTA:初めて曲を聴いたときは"こんなカッコいい音楽を日本人がやってるのか! しかもめちゃくちゃ若い(笑)!"と思って、いざライヴを観ると、バンドが作る一体感とアグレッシヴなパフォーマンスが圧巻でしたね! 本当に凄まじかった!
-Crossfaithと共演した際の特筆すべきエピソードがありましたら詳しく教えてください。
HIDE:"酒!"というイメージがあるのですが、音楽のストイックな話はたくさんしました。打ち上げでいろいろ情報交換したり......。音楽以外でも、マーチ(マーチャンダイジング)は俺らも彼らも自分たちでやっているので、共感する話ができるバンドです。
YU-KI:Crossfaithと一緒にいると、とにかく酒です。飲んでる姿までカッコいい。そして不思議と、"自分もこれくらい飲めるのでは?"と錯覚してきます。これは危険な兆候です。みなさん真似してはいけません。人はあんなには飲めないのです。俺は一度長崎で飲みすぎて、路上で寝てました。特筆すべき点は以上です。
UTA:打ち上げのとき、Teruに一升瓶を投げられたことです(笑)!