INTERVIEW
Ghouls Attack!
2015.01.09UPDATE
2015年01月号掲載
Member:ショウイチ大尉 (Vo) ともぴー上級曹長 (Dr)
Interviewer:荒金 良介
-自己紹介からお願いします。
ショウイチ:......階級を忘れたので紙資料見ていいですか?
-全然問題ありません(笑)!
ショウイチ:ええと、ショウイチ大尉である。
ともぴー:私はともぴー上級曹長です。
-紙資料のメンバー紹介欄もサバイバル・ゲームの格好をしてますが、これは?
ショウイチ:ギターの日野大佐がサバイバル・ゲームが好きで、先日もそんな場所でミュージック・ビデオを撮ってきました。日野大佐がインパクトあることがやりたいということで、"銃なら家に20丁近くあるぞ"と。"マジか?!"と(笑)。
-ほんとに好きなんですね。
ショウイチ:銃買う前にギター買えよって話なんですけど。完全に悪ノリです(笑)。
-では本題に入りたいんですが、今作は約4年ぶりの音源ですね。
ショウイチ:武器を磨いていたと言いますか。来るべき闘いに備え、日々訓練をしておりました。
-ずっとその設定でいきますか?
ショウイチ:はははは。いや、いろいろとタイミングがありまして。
ともぴー:マイペースに次はどういうものを発表すればいいのかなって、常に考えてました。
-バンドのスタンス、音楽的な方向性など、いろいろ考えていたんですね。結構悩んでいたんですか?
ともぴー:そこまで悩んではないんですけどね(笑)。
ショウイチ:今思い返すと、どういう音を出せば新しいのか、どうすればより多くの人に知ってもらえるのか。それを悩んでいた時期はありました。
-何を1番悩んでました?
ショウイチ:メタルコアに飽き飽きしてたので、Ghouls Attack!にしか出せないオリジナリティを考えると、これでいいのかなって。
ともぴー:前作の後に曲もできたけど、みんな全然納得できなくて。自信を持って出せる音源ができないし、自分たちの中で全然しっくりこなかったんですよね。
-前作を出したことで新たに見えてきた部分はあります?
ショウイチ:前作は僕のグッチャグッチャしたところ、自分の中にある悪の部分ばかり出してたんですよ。歌詞も大量殺人とかわけわかんないことを言ってたので。
ともぴー:ははははは。
ショウイチ:今回の歌詞は前作とは全く違う、ポジティヴなメッセージ性の強いものを書いてます。Ghouls Attack!をまだやりたいので、未来に向けて発信していきたいなと。
-ネガティヴからポジティヴへ、そこまで心境の変化があったのはなぜですか?
ともぴー:曲を作るうちに"これやばい!"というものが生まれて、俺たちはこっちの方向がいいんじゃないって。具体的に言うと、合唱するパートだったり、もともとやっていた疾走するパートや叙情的な部分も入れようと。前作は自分のやりたいことだけをやってたんですよ。アンサンブルというより、楽器がとにかく好きで、やりたい放題にプレイするみたいな。今回はGhouls Attack!って何なの? と自分に問いながら、手癖だけで終わらせず、バンド全体を考えながら作り上げました。