－先ほどDRAGONLANDの話もされてましたね。

yurica：大好きなんですよDRAGONLAND！（主要メンバーが）AMARANTHEを始めたって聞いて感動しました。DRAGONLANDは高校のころに聴いてましたね。DRAGONLANDの「Rusty Nail」を先に聴いてたので、X JAPANの方をあとで知りました（笑）。

－それは珍しいパターンですね（笑）。

yurica：そのあとからメタルを聴くようになって、デス声を習得しました。サークル内でカバーをやるので、"ARCH ENEMYやりたいから歌って"みたいな（笑）。

KENTA：大学で何学んだのって言ったら？

yurica：デス声です（笑）。

一同：（笑）

yurica：法学部だったんですけどね（笑）。今はAMARANTHEを聴きまくってます。

－ちなみに、音楽性の話で、音源でこれだけギターを重ねまくってますし、ツイン・ギターにしようという話は自然に出るんじゃないかと思いますが。

Kensuke：最初バンドを組んでやっていこうってなったときにその案もあったんですけど。実際もうひとりいても、どう弾くかで悩んでしまうと思うので。だったらひとりの方が楽かなって思って。でも、音源ではギターをすごく重ねるので、それをライヴでどう表現しようかなとは悩んでます。ライヴではひとりでおいしいところを弾けるようにアレンジはしてます。

yurica：たしかに最初にそういう話はありましたね。ドラムのSugutyはオーディションだったんですけど、ギターのオーディションもしようかっていう話もしていたんですよ。

－先立って公開されたミュージック・ビデオ「Priority」のダイジェストを拝見しました。あのサラリーマンのストーリーがこの先どうなるのか気になるのですが。

yurica：あれ本当に最後まで見てほしいんですよ。1番の部分だと、ちらちらと和服のyuricaが見えて、静と動を表現してるんですけど。後半はかなりCOOL JAPANの要素が入ってて。

KENTA：そして、サラリーマンと部長が最終的に着物の帯をひっぱる......。

－え！？ そんな展開に！？

一同：（笑）

KENTA：すみません、冗談です（笑）！

－真顔で言われたらわかんないですよ（笑）！

yurica：話を戻すと（笑）。サラリーマンと部長の剣術バトル・シーンがあって。結構激しいリアルな殺陣のシーンで、オチがしっかりあるので、ぜひアルバムを買ってみてください！ 限定盤のDVDの方に入っているので。メイキングも入ってます。めちゃめちゃ深いストーリーだよね。

－そのストーリーはバンドで考えたのですか？

yurica：オーダーはしましたが、須永監督が考えてくださいました。 "静と動"とか、"COOL JAPAN"とか、あとはオチがあるもの、って言ったら須永監督もすごくノってくれて作っていきましたね。

－着物がかなり大掛かりでしたね。

yurica：着物のシーンはめちゃくちゃ大変でした。撮影のスタジオの1階がメイク室で撮影スタジオが5階だったんですよ。でも、エレベーターがなくて。それだけでも大変なのに着物を着たまま上がって。もう2回目は無理！って思いましたね。

－今後の予定で決まっているものを教えてください。

KENTA：2015年1月22日に渋谷club asiaでリリース記念イベントをやる予定です。

－最後に激ロック読者へメッセージをお願い致します。

yurica：デス・ヴォイスとクリーン・ヴォイスがこんなに上手く合わさったバンドってなかなかないと思うので、ツボにはまるととってもはまってもらえるんじゃないかと思います。グロウルの入った曲が好きな人も、クリーン・ヴォイスの曲が好きな人もまずは聴いてもらいたいです。

Kensuke：今作を聴いてもらって、ライヴも結構決まっているので、ぜひ足を運んでもらって一緒に盛り上がりたいです。

yurica：ライヴに是非来ていただきたいです！ 自信があるので！