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INTERVIEW

ROYAL BLOOD

2014.09.18UPDATE

2014年09月号掲載

ROYAL BLOOD

メンバー:Mike Kerr (Vo/Ba)

インタビュアー:山口 智男

-デビュー・アルバムをリリースした現在の心境は?

気分いいよ。こっちではアルバムが出たところで、早くもたくさんの人が買ってくれたんだ。とてもワクワクする時期だね。

-結成から1年ちょっとで大きな注目を集め、メジャー・レーベルからデビューしたことについては、どんなふうに感じていますか?

この2年は早かったよね。いよいよこれからって感じだけど。

-あなたとBen Thatcher(Dr)はROYAL BLOOD以前からさまざまなバンドで、あらゆるジャンルの音楽を演奏してきたそうですが、あらゆるジャンルってたとえば?現在とは全然違うジャンルも音楽もやっていたんでしょうか?

基本的にはずっとロックだね。もちろん成長していく中で、いろいろな音楽を吸収しようとはしてきたけど。

-ROYAL BLOODと言うと、まずベースとドラムのデュオ編成ということになるんですけど、なぜ、その編成になったんでしょうか?ギタリストを探すとか、Mikeがギターに転向するとか考えなかったんでしょうか?

結成したときに、この編成が珍しいかどうかなんて考えなかったんだ。ただ、何となくこれでうまくいったんだよね。

-ベースとドラムのデュオでやっていこう、やっていけると確信できたのはバンドを始めていつごろ?

うーん、たぶん最初の10分くらいで確信できたんじゃないかな(笑)。

-最初から、他には誰も要らないという感じだったんですね。ギターとドラムのデュオ・バンドはたくさんいるけど、ベースとドラムのデュオは珍しい。それが自分たちの大きな個性であり、武器であるという自負はありますか?

そうだね、それだけで他のバンドと差別化できるから、今は利点だと思っているよ。誰も俺たちみたいな音は出せないってことだし、自分たちだけのやりかたでやることができるから、このフォーマットが自分たちのユニークさを際立たせているんだと思う。

-そうですね。あなたの音楽を聴いていると、デュオでもこんなに厚い音が出せるんだと気づきます。デュオで活動する上で、いいところと悪いところは?

まぁ、どんなバンドでもいいところと悪いところはあるよね。俺たちの場合はふたりということで、当然できないことがある。でもそういうネガティヴな面も、自分たちではポジティヴに捉えているんだ。もし制約がなかったら、今みたいなベース・サウンドは思いつかなかったと思うしね。そうやって考え出すのは大変なことだけど、自分たちをクリエイティヴにしてくれると思う。

-つまり、デュオであることでできないことを、クリエイティヴに捉えることによって補っていると。

そうだね。限られた材料で凝ったレシピを作るような感じかな。

-Mikeはワーキング・ホリデイで滞在していたオーストラリアでもROYAL BLOODというバンドをやっていたそうだけど、そのときも現在のようなベースとドラムという編成だった?

あのバンドはほんの短い間だったからね。イギリスに帰ってきてBenとバンドを結成するまでは、ちゃんとしたバンドじゃなかったんだ。オーストラリアでは遊びでやっていたような感じで、編成もすごく流動的だった。というか、バンドとも言えないような代物でさ。ただジャムっていただけだから。

-なるほど。オーストラリアでそのジャムをやっていた頃は、イギリスに帰ったら本格的なバンドをやろうなんて考えはあったのでしょうか。

そうだね。帰ったらもっと本格的なのをやろう、という気持ちはずっとあったような気がする。

-それで、帰国後すぐにBenを誘ったわけですね。

うん。その通りだよ。

-LED ZEPPELIN、QUEENS OF THE STONE AGE、初期のMUSEをフェイバリットに挙げる一方で、MikeはJeff Buckleyからもインスピレーションを受けているそうですね。シンガー・ソングライターでは他にどんな人から影響を受けていますか?

俺はNIRVANAの大ファンなんだ。あとはTHE BEATLES、BEACH BOYS、QUEEN、BLACK SABBATH......本当にいろいろなアーティストから影響を受けたよ。

-今そういう質問をしたのは、メロウともいえるメロディがROYAL BLOODの魅力の1つだと思うからだったんです。メロディ・メイキングにも自信があるのでは?

誰もが何かしらの影響は受けていると思うし、それはまったく悪いことじゃない。俺にとっては、自分の安心領域に安住しないで、そこからちょっとはみ出してみようとする人がインスピレーションの元だったね。例えばJimi Hendrixなんかがそうだったと思うけど、最初は受け入れられなかったとしても、自分の居場所に安住しないではみ出ようとしていただろ?だから自分はピアノくらいしかやったことがないのに、ベースを弾きながら歌うってことをやっているんだ。

-ピアノは最近は弾いていないんでしたっけ。

そうだね、しばらく弾いていないね。

-Mikeにとって最初の楽器はピアノだったそうですね。ピアノを弾いていた経験が現在のメロディ作りに何らかの影響を与えているとか役立っているとかということはありますか?

そうかもしれないね。曲作りにピアノを使うこともあるよ。