－Track.3「Runaway」ではイントロでラップを取り入れつつも、その後の展開はFAIL EMOTIONSらしさ全開のサウンドへとつながっていくのが非常に印象的です。挑戦を大事にする一方で、自身のサウンドを追及することも両立させることを意識的にやっているのではないかと思いますが、実際にはいかがでしょうか？また、そのために大事にしていることなどがありましたら教えてください。

大事なことは自分が何をしたら楽しいのか、だね。何か楽しいことをしている時にアイデアが生まれやすいんだ。ただイスに座っているだけじゃ何も生まれないかな。

－今作ではトランス・サウンドに加え、ダブステップ的なサウンドもより大胆に導入され、より展開の振り幅やサウンドの要素が増えてきていますね。この変化は主にトラックメイカーのDJ FATALによるものですか？

正解だよ。すべてのエレクトロ・サウンドは彼が手掛けているんだ。

－トランスの要素が目立つ一方で、曲の構成やメロディ・ライン、展開の多様さからは様々な音楽を消化してきているように感じられるのですが、あなた方はどういったジャンルやアーティストに影響を受けてきましたか？

そうだなぁ......。俺たちはひとつのジャンルからじゃなく多彩で才能豊かな曲を好んで聴くんだ。それが俺たちのクリエイティヴな曲に影響しているね。

－以前のインタビューでDJ FATALのソロとしての活動も予定しているような話が出ていましたが、それは具体化したのですか？

今ちょうど彼はソロ・プロジェクトの新しい作品制作の真っ只中だよ。もう少ししたらお披露目になるかもね。楽しみにしててね！

－GEKIROCK TOURでの来日も記憶に新しいですが、そのときのことは覚えていますか？

もちろんだよ！あのツアーは本当に忘れられない思い出になったんだ！他にも覚えていたくてもあまり覚えてない記憶もあるよ。それは飲みすぎたせいかな（笑）！？

－日本で1番印象的だったことを教えて下さい。

人々がみんな優しかったり、街が綺麗だったり。もういろいろたくさん！いろいろな人に出会えたことがとても印象に残っているよ。

－共演した日本のアーティストの印象はいかがでしたか？

中でも1番Translationsってバンドがとても思い出があるよ。一緒に行動して、ツアーを共にしたバンドだしお互いに友情が芽生えたんだ。また一緒にステージに立ちたいな。

－海外での活動は増えてきていますか？

ロシア以外にも中国や日本へのツアーを考えているよ。その他にもまだ行ったことのない美しい国にも行きたいと思っているよ。

－今後の予定と目標を教えてください。

とりあえず大きなツアーはしたい、とプランには入れているよ。もちろん日本でのライヴもね。

－前回参戦してくれた日本のファン、これからの日本のファンへのメッセージをお願いします。

俺たちは日本のファンのみんなが幸せに生活をしていることを第一に願っているよ。俺たちが日本に来る時を待っていてね！