INTERVIEW
ENDER
2014.03.10UPDATE
2014年03月号掲載
Member:DOIGE (Vo/Gt) TATSUYA (Gt/Vo) AT (Ba/Cho) PEKI (Dr)
Interviewer:山口 智男
-映画『エクソシスト』のテーマとして知られている「Tubular Bells」のカヴァーがかっこいいですね。
P:カヴァーやれって言われたんですよ(笑)。
T:誰でも知ってるホラーなやつって。
D:この曲なら、ほとんどの人がピンと来るじゃないですか。
-「requiem」ってインタールードが東ヨーロッパの民謡っぽくっておもしろいですね。
T:イメージはメキシコだったんですけど(笑)。
A:俺も完全、ヨーロッパだと思ってた。
T:いや、雨の中で死者を蘇えらせるために死者の祭りをやってるってイメージで、次の曲のサビのフレーズをアコーディオンでやってみたらおもしろかったんですよ。
-普段、そういう音楽も聴くんですか?
T:聴かないです(笑)。
P:いろいろ知ってる人は、"そこはあれやろ"って言うかもしれないけど、僕らには答えられない(笑)。
A:そこはいろいろ深読みしてもらったほうが逆におもしろい。
D:インタールードも......。
P:冒頭の「[Prologue]」はティンパニのドーンって音に重ねて、ドックンドックンって心臓が鼓動する音を入れてるんですよ。それもアルバムのラスト・ナンバーの「Hope」の最後と同じBPMにして、ぐるっと冒頭に戻るようなイメージにしてあって。
A:そのイメージから派生した言葉をどこかに入れてあるんです。
T:ヒントなしでそれに気づいた人がいたらすごいと思うけど、そういう細部にこだわったところもぜひ聴いてみてほしいですね。