INTERVIEW
KEEP YOUR HANDs OFF MY GIRL
2013.10.08UPDATE
2013年10月号掲載
Member:Dieshi(Vo) TAK(Gt) yuli(Gt) yasuhiro(Ba) yuki(Dr)
Interviewer:ムラオカ
-2008 年の結成から今に至るまでを順を追って教えていただけますか?
TAK(以下T):結成後2、3年はデモ音源を出したりはしていましたが、ライヴ活動に重点を置き、ライヴ自体のクオリティを上げることを考えていました。
yuki:それからそろそろプレス盤を作ろうってなって。
T:2011年に自主制作EPを作り、初めて全国を廻らせて頂きました。
Dieshi(以下D):やっと県外でライヴをするようになり、LOSTと出会う機会があり、ZESTONE RECORDSの田口さんと知り合うことができました。それからは自分たちの腕を磨くためにライブもガンガン増えていって。
T:そうやってライヴ活動を繰り返し、来るべき日に備えていました。
-なるほど。それではバンド名の由来を教えてください。
yasuhiro:メンバー皆が好きなバンド、GOOD CHARLOTTEの曲名です。
D:GOOD CHARLOTTE はみんなのヒーローです。
T:"俺の女に手を出すな"という意味なのですが、響きと意味がかっこいいと思ったのです。でも誰も彼女なんていませんでしたけど(笑)。
-メンバー皆さんそれぞれどういったアーティストに影響を受け、また今のロック・シーンでシンパシーを覚えるアーティストがいましたら教えてください。
yuli:ラウド系が多いですが、個人的に特に影響を受けているのは、THE DEVIL WEARS PRADAですね。俺のヒーローです!本当に好きなのは西野カナと加藤ミリアですけどね(笑)。
D:自分が良いと思ったものは何でも聴いていました。THE YELLOW MONKEYやLINKIN PARK、THE USEDやSTORY OF THE YEARにPay money To my Pain。ジャズもアニソンもゲームのサントラでさえも(笑)。全てのものに影響を受けたと思います。好きなことをとことんやる!自分を貫く!とゆう点において僕は全てのバンドさんにシンパシーを感じます。
yasuhiro:海外のバンドは、もちろんですしジャンルにとらわれずカッコイイと思ったのはなんでも好きです。ただRIZEはバンドを始めたきっかけとなった大好きなバンドです。その他にも個人的にはALESANAの1stやTHRICEの3rdにはかなり影響を受けました。
yuki:自分はUNDEROATHやANBERLINからの影響が強いですね。ドラマー目線ですけどシンプルかつ大体なフレーズがとてもカッコイイです。
-7曲入りアルバム『WAIT&SEE』リリースおめでとうございます。完成した今の気持ちを教えてください。
D:ありがとうございます。やっとリリースできた!良かった!本当に良かった!って気持ちが大きいです(笑)。
T:ここがスタート・ラインなので、タイトル通り"今に見てろよ"という気持ちです。
-無料音源を除くと1st EP『THIS IS THE NIGHTMARE』以来約2年ぶりですね。前作は販路も少なかったようですが、今作は晴れて初の全国流通版としてのリリースですね。全国流通版ということでモチベーションも上がっているのではないでしょうか?
D:発売日前日、俗にいうフラゲ日にTwitterなどの皆さんの反応を見て"あぁ......全国に並ぶんだ......"と初めて実感して、そこからその1日体が震えっぱなしで汗もやばかったです(笑)。今はその反動で徐々に気分も上がってきています。
yuki:自分たちのCDがお店に並ぶのはとても不思議な気分です。こうやって全国各地の方に届けられるのはとても嬉しいですね。まだ実感は全く湧きませんが(笑)。
T:前回のEPからも音源が出せない状態が続いていたので、フラストレーションがたまっていたこともあり、モチベーション的には過去最大に上がっています。ツアーに向けて良い状態を保っていけたらと思います。
yasuhiro:早くまだ行ったことないライヴハウスにもライヴしに行きたいです。
-海外のメタルコア直系のサウンドがKYHOMG の大きな特徴のひとつだと思いますが、実際のところいかがでしょうか?非常に完成度の高い楽曲、演奏に驚きました。今作を作る上で意識したことを教えてください。
D: 海外からの影響が大きいのでその辺は常に意識していると思います。
yuli:"最高にヘヴィで最高にポップ"これはかなり意識しましたが、あとは自分たちがカッコいいと思ったサウンドをびっちり詰め込んだ感じですね。
yuki:誰か他のアーティストに例えられるようなCDにはしたくなかったです。メタルコアに染まり過ぎず自分らの色を出せる楽曲を目指しましたね。
T:GREELEY ESTATESや最近のESCAPE THE FATEなど海外のバンドはやはり意識しています。今の飽和状態のスクリーモ・シーンに負けないような音源を作ることを考えていました。