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INTERVIEW

ALTER BRIDGE

2013.09.12UPDATE

2013年09月号掲載

ALTER BRIDGE

Member:Mark Tremonti (Gt)

Interviewer:山口 智男

-Markによるギター・ソロも聴きどころですね。ソロをプレイするときは1番に、どんなことを意識していますか?

そうだな。できるだけ多くのミラクルを起こせるように努力するのが俺の任務だと肝に銘じているよ。もちろん、リード・ギタリストだからソロも俺の重要な役目だ(笑)。

-Mark的なギター・ソロのオススメ曲と言うと?

「Bleed It Dry」だな。その曲のソロが自分では1番好きなんだ。

-今回もプロデューサーは、バンドにとってはお馴染みのMichael "Elvis" Basketteですが、彼とはどんなところで馬が合うのでしょうか?

みんな彼が好きなんだよ(笑)。彼はホント、素晴らしいよ。俺はソロ・アルバムも含めて計4枚ものアルバムを彼と一緒に作ってきた。音楽に関しての彼の直観は素晴らしいし、俺たちはみんな彼を信頼しているんだ。

-要塞という意味の『Fortress』というアルバム・タイトルに込めた意味や想いは?

アルバムの中の曲名から選んだんだ。「Fortress」ってタイトルが1番意味を持って入るように思えたし、輝いて見えたんだ。とても強いタイトルになったと思う。

-メンバーそれぞれにALTER BRIDGE以外のアウトプットを持っていますが、ALTER BRIDGE以外のアウトプットを持つことで、ALTER BRIDGEに向かう気持ちと1人のミュージシャンとしてのエゴのバランスをうまく取っているんでしょうか?

そうだね。俺たちはみんなそれぞれ違う個性を持っているし、音楽のテイストも微妙に違うからね。ただ、ALTER BRIDGEをやる時は、メンバーそれぞれに持っている多様な趣向を持ち寄ってメタル、クラシック・ロック、ジャズ、ブルースと様々な要素を混ぜ合わせているんだ。

-ALTER BRIDGEの活動が一段落したら今度はCREEDの新作を作るそうですが、ALTER BRIDGEとCREED、どちらか1つに専念しようとは?

とりあえず今はALTER BRIDGEのプロモーションで忙しいからどうなるか時が来ないと何とも言えないけど、俺たちがどこかに止まるということはないだろうな。

-MylesとCREEDのScott Stapp。素晴らしい2人のシンガーと大きな成功を収めている2バンドを同時にできるなんてミュージシャンとしてかなり贅沢ですよね。しかもそれ以外に別プロジェクトもやっている。それだけいろいろな活動を行うモチベーションや原動力は?

俺は常に音楽を作り出すこととプレイすることに対して意欲的なんだ。ソロ・アルバムに関しても、今まで思いつかなかったような新しいアイディアがたくさん生まれたんだ。挑戦してみて本当に良かったと思っている。それぞれのバンドでまた違った良さがあるから俺は楽しめるんだ。

-10月からはUKおよびヨーロッパ・ツアーが始まりますが、その後も長いツアーになりそうですね。どこかのタイミングで来日してくれることを願っているファンは多いと思うのですが、来日の可能性はありますか?

俺たちもそれを願っているよ。エージェントにはいつも言っているんだ。日本にも行きたいって。良いタイミングさえあればきっと叶うと思うよ。

-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

日本が大好きだよ。毎回、日本へ行くたびに思うんだ。日本のファンはみんな良い人でとてもていねいだし、友好的だ。しばらく日本へ行っていないから、早く日本に行って、みんなに会えることを望んでいるよ!