INTERVIEW
TRANSLATIONS
2013.06.11UPDATE
2013年06月号掲載
Member:Sohei (Vo) Hiro (Gt) Wataru (Gt) Yuya (Ba) Tomoya (Dr)
Interviewer:KAORU
-GEKIROCK TOUR Vol.8への出演も決定していますね。初めてTRANSLATIONSに触れる人のためにメンバーそれぞれの音楽ルーツを含めた自己紹介をお願いします。
Sohei(以下S):ヴォーカルのSoheiです。中学時代に遡ると、NIRVANAとかパンクが好きだったんですけど、高校に入ってからスクリーモに触れて、最初はUNDEROATHを聴いてたんですけど、そこからOF MACHINESなどRISE RECORDSのバンドが凄く好きになって、作る曲もUNDEROATHとかOF MACHINESとかANBERLINとか、結構昔めのバンドに影響を受けているような気がしますね。
-TRANSLATIONSの曲は良い時期のスクリーモのバンドに通じる部分がありますよね。
S:そう感じてもらえると嬉しいです。
-SoheiさんはPVでYOUR DEMISEのTシャツを着ていたので好きなのかなと思ったのですが。
S:そうですね。昔ハードコアのバンドをやっていましたし、好きです。
Hiro(以下H):ギターのHiroです。自分が影響を受けたのは、親父が聴いていたのもあって、小学生の頃からLIMP BIZKITとかSLIPKNOTとかミクスチャーから入っていって、そこからSIMPLE PLANなどのパンクを聴き始めました。高校に入ってからはエモですね。ALESANAとかA SKYLIT DRIVEとか髪の毛が斜めの感じの(笑)。そこでかなり影響を受けて、どんどんこっちの世界に入っていきました。
Wataru(以下W):ギターのWataruです。元々ギターを始めたきっかけはGLAYが好きだったんです。家族がGLAYのファンで、うちの家の車はGLAYのステッカーとか貼ってあるんですよ(笑)。それから中学の同級生にHER NAME IN BLOODのメンバーがいて、彼の影響もあってそういう音楽を聴くうようになりました。例えばNO USE FOR A NAMEとか。
Tomoya(以下T):ドラムのTomoyaです。僕はメンバーの中で1番バンドをやっている時期が長いんですけど、過去にFEAR FROM THE HATEのドラムもやっていて激ロックのイベントにも出させていただきましたから長い付き合いですね。最初はBLINK182のTravisに影響を受けてドラムを始めたんです。だんだんTHE USEDとかを聴くようになって、その後はA SKYLIT DRIVEとか髪の毛が8:2分けみたいなバンドを好きになって(笑)。1番影響を受けたのはATTACK ATTACK!。1stが出たあたりですね。
-以前はBlack Dog Barksとして活動していたそうですが、TRANSLATIONSに改名した理由はなんでしょうか?
S:1番の理由はメンバーが入れ替わったからですね。Black Dog Barks時代のメンバーは俺とTomoyaしかいなくて、後のメンバーは順々と替わっていったので。EPもリリースするということになったので、ここが変え時だなと思って改名しました。
-活動は2012年からとなっていますが、Black Dog Barksの活動中にバンドの基盤となるものは作られていたのでしょうか?
T:そうですね、やってることは大体変わらないですね。
-曲作りとプログラミングはどなたが担当しているのですか?
S:自分です。プログラミングは自分がやっているところもあるんですけど、メロディのスケールとかを考えて、あとはミックスをやってもらっているRemembering SensationのTakuさんにお世話になっているところも多々ありますね。
-TRANSLATIONSは自ら“ポスト・ハードコア・バンド”だと謡っていますが、ポスト・ハードコアの定義とはなんだと考えますか?
S:難しいですね。時代ごとに違うと思うんですよ。90年代だったらAT THE DRIVE-INとかFUGAZIとかが源泉となってスクリーモになっているっていうのはあると思うんですけど、今言われているポスト・ハードコアっていうのは、ハードコア・ミュージックだったりメタルコアから派生している感じがしますし。やっぱり幅広いと思います。今度対バンするFAIL EMOTIONSも、トランスやダブステップやポスト・ロックを組み込んでたり、本当に色んなバンドがいて……定義付け出来ないのが定義という感じがします。
-なるほど、それではTRANSLATIONSの音楽を定義付けるのも難しいと思っているところから、ポスト・ハードコアだと謳っているという部分もあるのでしょうか。
S:ああ、それはありますね。