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INTERVIEW

GREELEY ESTATES

2013.05.15UPDATE

2013年05月号掲載

GREELEY ESTATES

メンバー:Ryan Zimmerman (Vo)

インタビュアー:吉羽 さおり



AUGUST BURNS REDとの来日のほか、2010年のFACT JAPAN TOURでサポート・アクトを務めたアリゾナ発の5ピース、GREELEY ESTATESの2作のEPを合わせた『The Narrow Road / Devil Son』が日本限定でリリースされる。キャリア10年を誇る強靭なアンサンブルが生みだす切れ味の鋭いメタルコア・サウンドと、メロディや叙情性に磨きをかけたドラマ性、この2極を深化させた内容。セルフ・プロデュースによる振り切った勢いやバンドの今を感じる1枚だ。

-日本では昨年リリースされたEP『The Narrow Road EP』と、『Devil Son EP』が1枚となってリリースされることになりました。アルバム・アートワークやサウンドの感じから対のようになった作品ですが、それぞれにコンセプトはあったのでしょうか。

特にコンセプトはないよ。ただ、作るなら意味のある2つの作品にしようと決めたんだ。

-なぜこのような作品にしようと思ったのでしょうか。

当初は本国でも1つのアルバムとして作る予定だったんだけど、作っていくうちにそれぞれの曲が2つの別々の方向に向っていると気付いたから、2つのEPにしてリリースする事にしたんだ。

-それぞれのコンセプトや、テーマの元となったものはありましたか。

『The Narrow Road』は歌詞も曲も少しダークな感じで、『Devil Son』は希望についてだったりが多いかな。

-今作は自主でのリリースですが、その経緯を教えて下さい。前アルバム『The Death Of Greeley Estates』後は、主にどういった活動をしてきたんでしょうか。

前作『The Death Of Greeley Estates』 はトラジック・ヒーローからリリースして、リリース後にはツアーに出たんだ。そのツアーでの経験を含め、ツアーが終わって皆で色々考えた結果、今作は自主でリリースする事に決めたんだ。

-『The Narrow Road』は非常にアグレッシヴで、バンドの持ち味を最大限活かした内容です。ヴォーカルも振り切っていて、サウンドもまさに極限というのが相応しいものですが、いちばん力を入れたのはどんなところですか。

力を入れたというか、ヘヴィで速い曲をなるべく書くように心がけたかな。振り幅をどれだけ大きくできるかってのは常に考えていたよ。あとは、それぞれの曲をライヴで演奏しても楽しめるってのも心がけた1つかな。

-楽曲制作やレコーディングで、これまでと異なった点はあったでしょうか。

異なった点は、全てのプロセスを自分たちで行ったことだね、プロデュース等も含めてね。全てが初めてだったけど、新鮮だったから凄い楽しかったよ。

-サウンドを構築していくのと同じくらい、歌詞もまた重要なところだと思いますが、歌詞はどういったことから生まれますか。また、こうした自分たちの音楽が、リスナーにどう作用したらいいと思っていますか。

歌詞は、まず音楽ができてからその音を聴きながら書くんだ、そしてその歌詞が自分にどう感じるかだったり、時には自分の経験だったり、物語調に書いてみたりするんだ。映画から凄い影響を受けることもあるよ。リスナーも共感してくれる部分があれば嬉しいね。

-『Devil Son』は一転して、美しいメロディの際立った曲も多く収録されました。こちらのサウンド・テーマはどういうものですか。

この曲は今までのバンド・サウンドとは全く違うんだ。歌詞的には欲張りなヤツだったり、傷ついた人のことに付いて書いたんだ。

-これまでの作品でも、叙情的なメロディ、静かに歌い上げるヴォーカルもありましたが、今作のメロディでポイントにしたのはどういうところですか。

全ての曲でいかに自分たちらしさを残し、聴きやすくするかというのがポイントだね。 今作はセルフ・プロデュースで、他の人からアドバイスを貰ったりするわけでもなかったからメンバーみんなで意見を出しあって結果良いものを作れたよ。

-バンドのキャリアとしては、10年ほどとなります。GREELEY ESTATESの音楽や、哲学としてブレていないものといったら、なんですか。

10年活動を続けてもブレてないことは音楽を自分自身でも楽しんでるということかな。もちろんファンの皆にも楽しんでもらえてるのは嬉しいね。あとは、決して名誉だったりお金のためにバンドをやっているわけではないということかな。好きだからやっていけてるということだね。