－7人所帯とは人数が多いですね。移動も大変ですしライヴやスタジオの際の各メンバーの日程調整が大変ではないですか？

そう、もう大変だよ（笑）！メンバーの他にあと、ライヴに大切な僕らのサウンド・エンジニアの調整もね。日程の調整は常に、メンバーの仕事やそれぞれの意見を反映して組んでいるよ。僕らは他人同士じゃなくて、仲間だからね。

－世界を見回すとエレクトロとメタルコア、スクリーモを融合させたバンドは結構たくさんいます。ASKING ALEXANDRIA、WOE, IS ME、ESKIMO CALLBOY、そして私たちの日本にもCroaafaith、Fear, and Loathing in Las Vegasなどたくさん存在しています。そういうバンドたちにシンパシーは感じますか？

僕らは似たジャンルのバンドに対して常に抜きに出るつもりでいるよ。エレクトロの要素だけをただ組み込んだバンドが多いけど、僕らはインストゥルメンタルにエレクトロの要素を融合させているんだ。僕らも最近のバンドを聴くことがすごく好きだよ。たまに嫉妬しちゃうくらいのバンドがいるよ！そんな時はメンバーに言うんだ"ちょっとこの曲やばくないか！？"なんて素晴らしいサウンドなんだ！！"ってね。

－前回の取材の際にはロシアの音楽シーンに絶望していましたが、今現在もその状況に変化はないのでしょうか？

しばらく変わりそうにないなぁ......。

－"ヨーロッパ全土や英語圏のリスナーに焦点を合わせてきたんだ"と前回の取材でおっしゃっていましたが、前作リリース以降、国外での活動の成果は上がっていますか？

そうだと思うよ。これからも世界中のみんなに聴いてもらいたいな。それが僕らにとって1番うれしいことだからね。

－今作リリース後には私たちのGEKI-ROCK TOURで来日が決定しています。来日まで約2ヶ月ですが今の気持ちを教えてください。

メンバー全員、本当に楽しみでしょうがないんだ。日本に行ってみたいってずっと思っていたからさ。今作を日本のみんなが気に入ってくれるといいな！日本で最高のライヴをするから楽しみにしててね！

－また今回共演するBLOOD STAIN CHILDやARTEMAやsever black paranoiaのことは知っていらっしゃいますか？

もちろん！BLOOD STAIN CHILDは『Side A』のレコーディングの頃から知ったよ。彼らはすごく激しくてかっこいいよね。sever black paranoiaのことは去年知ったよ。彼らは1度聴いたらクセになるし、ARTEMAは最近友達にすすめられて知ったよ（言っておかなきゃ！ロシアのみんなは最近の日本のバンドをよく聴くんだよ。驚いた？！）。彼らの演奏レベルには驚いたよ。あとTRANSLATIONSが近々新作をリリースするだろ。彼らのリリースも日本のレーベル・メイトとして楽しみにしているんだ。

－日本に来たときに経験したいことはありますか？あなたがたはかなりのアニメオタクだという情報も得ていますが（笑）。

（笑） そうなんだよ、スクリーム担当のVladが15年以上も日本のアニメの筋金入りのオタクでさ。僕らのデザイン関連を見てもらったら何に影響されているか分かると思うよ。日本に行ったら東京の街を歩いてみたいな。街並みを眺めたり、日本特有のものを眺めたり、秋葉原で買い物もしたい。あ、あと、おっきいガンダム見たい！！

－フル・アルバムも制作予定と聞いていますが、今分かる範囲で結構ですのでどのようなものになるのか教えていただけますか？

これは......ノーコメント（笑）！きみをワクワクさせるものが進行中かもしれないね！

－最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

良質な音楽だけを聴いてください！そして、僕らのライヴに遊びに来てね！！日本で会おう！