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INTERVIEW

HATEBREED

2013.01.16UPDATE

HATEBREED

Member:Jamey Jasta (Vo)

Interviewer:ムラオカ Interpreter:Rei Shishido

-7枚目のフル・アルバム『The Divinity Of Purpose』完成おめでとうございます。リリースは来年1月ですが、待ち遠しいのではないでしょうか?

どうもありがとう!少しドキドキするけど、気分はいいね!うまく行くという自信があるよ。俺が話をしたジャーナリストたちからは凄く良い反響が返ってきている。レビューでもみんななかなか良いことを書いてくれているしね!

-今作『The Divinity Of Purpose』というタイトルが意味するところを教えてください。

時によって人は神々しい経験をする時がある。僕にとっては音楽が乱心から救ってくれるように思える時があるという意味だよ。

-北米はRazor & Tie、ヨーロッパはNuclear Blastとレーベルを再び移籍してのリリースですが、今回レーベル移籍に至った経緯を教えてください。

ROADRUNNER RECORDS内でいろいろ変化があったんだ。たくさんの従業員が職を失った。俺たちもそこから先へ進む必要があった。もちろんROADRUNNERの人たちはみな素晴らしかったんだよ、特にKojiを含む日本のみんなからはとても良くしてもらったよ。でも今、Nuclear Blastと新たにインターナショナルな契約を結んだことで、活動のテリトリーもどんどん増えていくことに期待している。

-またRazor & Tie、Nuclear Blastの各レーベルとのやり取りはうまくいっていますか?

とても良いと思うよ。UKや他のヨーロッパの地域のROADRUNNERにいた多くのスタッフが今Nuclear Blastで働き始めているんだ。すでによく知っている人たちとまた仕事ができるのは嬉しいことだよ。Razor & Tieは本当に良い組織で、北アメリカやカナダで素晴らしいレコードを出しているし、良いスタッフが多いんだ。

-今作の制作を開始したのはいつ頃だったのでしょうか?またレコーディングはどちらのスタジオで行ったのでしょうか?

コネチカットだよ。つまりホーム(home state)で作ったわけさ。アルバムの制作に取り掛かり始めたのは去年の1月だね。

-ZeussとJosh Wilburの2人をコ・プロデューサーに迎えていますが、2人の棲み分けはどうなっていたのでしょうか?

Zeussはエンジニアと収録前の曲をまとめる作業を、Joshは主にヴォーカル関係とアレンジを担当してくれたんだ。

-今作を作る上でどのくらいの数の曲を用意したのでしょうか?またアルバム制作の軸になった曲がありましたら曲名と詳細を教えてください。

最初は16か17曲作ったかな。でもその中から12曲に絞ったんだ。そしてその12曲に集中したんだ。その方がいいだろ? Less is more(シンプルな程良い、少ない曲数だがその分集中して良いものにした)だからね。コアになったというか、気にいっている曲は「The language」だ。メタルだし、SLAYERっぽいし、ハードでヘヴィなんだ。まぁこのアルバムはどの曲も良いよ!ちょうど2日前に通しでアルバムを聴いてみたんだ、そしたらすごくいい感じだったぜ!

-HATEBREEDのサウンドの特徴としてヘヴィ&ハードでありながら、キャッチーな要素と強靭なフックを有する点です。あなた方自身他のハードコア、メタルコアと比較して異なる点、優れている点はどこだと思いますか?

さぁ……。俺はあんまりそんな風に考えないからなぁ。俺たちは一生懸命音楽をやる、それを感じたリスナーが気にいってサポートしてくれる。世界中にいる俺たちのファンは本当に熱心で懇親的にバンドをサポートしてくれるんだ。とてもありがたいことだよ。

-オリジナル・アルバムとして3作連続ビルボード30位台を記録していますし、あなた方ほど、若手のハードコア・バンドから長くリスペクトされ続けているバンドはいないのではないでしょうか?HATEBREEDの何がリスナー並びに若手バンドを惹きつけていると思いますか?

それは俺たちが、絶対に自分たちのサウンドやメッセージから離れないからなんじゃないかと思う。ツアーもやるし、昔の曲もプレイするしね。15年もロードに出てるんだ。これからも続けたいね!

-最近、気に入っている、将来を有望視している若手のバンドがいらっしゃいましたら教えてください。

まぁそんなに新しくないかもしれないけど、STICK TO YOUR GUNS、TOXIC HOLOCAUST、LIONHEARTをよく聴いているよ。