MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

BOYS LIKE GIRLS

2012.12.07UPDATE

2012年12月号掲載

BOYS LIKE GIRLS

Member:Paul DiGiovanni(Gt)

Interviewer:ムラオカ

-ミキサーにU2、THE ROLLING STONES、BON JOVIなどを手掛けているChris Lord-Algeを起用しておりますが、彼の起用が決まった経緯を教えてください。

彼は物凄い才能を持っている人だから、ぜひともまた一緒に仕事をしたいと思って今回も依頼したんだ。彼のスタジオで過ごした時間はとても楽しいものだったよ。彼の作ってきたミックスを聴いたりしてね。彼の作品を聴くたびに才能があるなぁと感心させられるんだ。今後もまた一緒に作れたらいいと思っているよ。

-またMartin自身による初のセルフ・プロデュース作品ですね。他のメンバーはセルフ・プロデュースというアイディアに皆さん賛成でしたか?

うん、みんな良いアイディアだと言って賛成したよ。みんないつも彼のそばにいて、彼を手伝ったんだ。彼にとっても僕らにとっても良い経験になったし、結果としてセルフ・プロデュースで制作したこのアルバムにはとてもよかったと思っている。

-セルフ・プロデュースによって得たものと、失ったものを教えてください。

セルフ・プロデュースの良いところと悪いところを挙げるとしたら、良いところは完全に自分たちのペースでスケジュールを組めるところだ。それと自分たちの頭で考えたことをそのまま形にできるところ。悪いところはプレッシャーかな。あと、スタジオで録る時は深夜になったらお互い別れて自分の時間を過ごすことでアルバムのことをしばらく忘れたりできたけど、Martinは自宅で作業している訳だから、“さぁ今日はお開きだ!”と言ってアルバム制作のことをいったん忘れるってことが難しいだろうね。常にアルバムのことを考えていなきゃならない。

-今作に参加しているゲスト・ミュージシャンはいらっしゃいますか?

以前みたいなセレブはいないけど、SUGARLAND(※カントリー・ミュージックのデュエット・グループ)のヴォーカル/ギターであるKristian Bushやバック・コーラスにゴスペルのシンガーを取り入れたりと何人かに参加してもらっているよ!

-7月にはデジタル配信限定で「Be Your Everything」、「Life Of The Party」、「The First Time」の3曲が収録されたアルバムと同名の『Crazy World-EP』をリリースしていますが、あえてアルバムにすべて収録される曲のみ先にデジタルEPとしてリリースしたのはなぜでしょうか?

3月にはもう曲ができていたからね、完全なアルバムが出る前にサンプルとしてリリースしたんだ。ファンが待ちくたびれてしまわないようにね。それに少し聴くことによって次のアルバムの方向性なんかも分かってもらえるし。そうやって残りの曲を聴けるのを楽しみしてもらえたらいいなと思ったんだ。

-「Be Your Everything」のPVはすでに8月に公開されていますが、女優Allie Goninoと共演していますね?彼女が参加した経緯を教えてください。

彼女とは別に知り合いだったわけじゃないよ。テレビで見て、ミュージック・ビデオに合うなと思ったからコンタクトをとったんだ。そしたら快諾してくれたんだ。

-あなたがたはデビューした頃はまだ20歳にも満たない少年たちでしたが、今は20代中旬と大分大人へと成長しましたね。当時考えていた理想のBLGと今考える理想のBLGは異なっているかもしれないと想像しますが実際のところいかがでしょうか?

全く想像を超えているね!常に楽しみたいし、できることは全てやりたいと思ってきたけど、まさかこんなに大きく活躍できているとは思ってもみなかったし期待もしていなかったからいつも驚いているしとても嬉しく幸せに思っているよ!

-2010年1月以来、あなたがたは来日を果たしていませんが、今作リリース後にはもちろん日本もツアー・スケジュールに組み込まれていることと思いますが、いつ頃来日するか予定を教えてください。

日本には必ず行きたい!本当に日本は最高だからね!今話していたら、日本へ行った時のことを思い出してきて今すぐにでも行きたい気持ちだよ!

-日本を人一倍愛しているあなたがたですが、最近注目する日本のアーティストやカルチャーはありますか?

新しいアーティストについては勉強不足なんだけど、やっぱり日本は買い物が楽しいよね! 人々も最高に優しいし、ヴェニューでプレイして買い物に行って、ロックンロールなバーに行って……次に行くのが待てないよ!

-最後にあなたがたを愛する日本のファンにメッセージをお願いします。

日本でプレイできることを心から楽しみにしているよ!来年のツアー・スケジュールには必ず日本を組み込むつもりだよ!待っていてくれ!