MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

UNDEROATH

2012.03.23UPDATE

UNDEROATH

Member:Spencer Chamberlain(Vo),Timothy McTague(Gt)

Interviewer:MAY-E Translator:Yuga

―2度目の来日おめでとうございます。日本公演直前の台湾公演を、Daniel Davisonの急病のためキャンセルしたというニュースがおととい飛び込んできて、日本のファンはとても心配していました。Danielの容態はいかがですか?

Spencer (以下S):うん、病院にいたけど今はもう大丈夫だよ。入院したのも1日だけだったからね。彼はもうぜんぜん平気だよ!彼は腎臓結石があったんだけど、もう取っちゃったんだ。

Timothy (以下T):そう。もう普通に戻っているよ。だからショウは問題ないよ!

-それは良かったです。残念ながら昨年春に予定されていたKABUTO METALが震災の影響でキャンセルとなってしまいましたが、当時の日本の震災のニュースを聞いて、どんなことを思いましたか?

T:本当にクレイジーだと思ったよ。僕たちの住んでいるところには、そういうものはないからね。アメリカでも地震はあるけれど、日本とは比べ物にならないし、僕たちの家の近くでは一切ないから……たくさんの日本の写真や映像を見てきたよ。実は、僕の義理の弟と奥さんが旅行中で日本にいたんだ。だから定期的にチェックしていたけど、あれは本当にクレイジーだったね……。

-そうですね。 前回の来日は、06年のTaste Of CHAOSでしたので、ヘッドライナーとしてのジャパン・ツアーはこれが初ですね。

S:そうだね。ヘッドライン・ツアーはこれが初めてだよ。前に来たときは6年も前か。信じられる?6年も前だよ!

T:クレイジーだね。

-このツアーへの意気込みを聞かせてください。

S:すごく興奮しているよ。何を期待して良いかわからないしね。日本にどれくらいのファンがいるのかも分からないし……でも、このツアー自体がいろいろと初めての挑戦だよ。南アジアにいったときも、毎晩が大きなサプライズだったし。

-日本を楽しんでいますか?

T:うん、最高さ!すごく楽しんでいるよ。まだ日本に来て1日だけどね。

S:いや、まだ1日も経ってないよ(笑)!

T:昨晩も最高だったよ。僕は日本の街が大好きなんだ。大阪とかね。06年に大阪に行った時は本当に楽しかったから、数日後の大阪ではまた同じくらい楽しめるといいな。とにかく、日本は最高だよ。

-2010年12月の「Ø (Disambiguation)」に伴うメール・インタビューにて、Spencerは“バンドはよりチームワークが増した”と応えてくれましたが、現在のバンド内の雰囲気はいかがでしょうか。

S:そうだね、曲の制作の面でね。新しいドラマーが入ってきたおかげで、もっとエキサイティングになったし、チームとして動くことが多くなったよ。僕と彼がリフを書いてみんなに曲を教えるという形ではなく、今回はDanielも含めみんなで一緒に集まって曲を作っていく流れになったんだ。以前と違ってね。ストレスもあったけど、同時にストレスが減った部分もあった。この新しいアプローチは個人的にも楽しかったよ。今もバンド内の雰囲気はとても良いよ。

-そうですか。目下最新作「Ø (Disambiguation)」からスペンサーがクリーン・パートを担当するようになりましたが、ライヴでは過去の曲もスペンサーがクリーン・パートを歌うのですよね。今までにない苦労も見えてきたと思いますが、ツアーに出てみて自身のライヴにどんなことを感じましたか?

S:古い曲を歌うのは楽しいよ。僕たちの楽曲のほとんどの曲に言えることだけど、二人で一緒にやっていたことが多かったんだ。というのは、アルバムの曲でもAaronが歌っていたり、時々僕が歌っていたりね。古い曲の2つのパートが被ってない部分については、分けて担当していたし。

T:だから取り残されている部分とかはないよ。

S:そう。全部カバーしているから大丈夫さ。これはいつも言っていることなんだけど、Aaronがやったクリーン・パート程ではないにしても、僕はたくさんのアルバムで歌っているし、歌うことについてはいつも楽しんでいるんだ。もう8年くらいはヴォーカルをやっているしね。だから、ずっと同じことをしているだけだよ。自分の身体に気を遣ってね。

-「Ø (Disambiguation)」は、各メディアから非常に高い評価を得ていますね。ファンからもポジティヴなリアクションをたくさんもらっていると思いますが、いかがでしょうか?

T:うん、リアクションはすごく良いよ!このアルバムは一番ヘヴィで、非商業的なアルバムだと思う。そういうアルバムだったにしては、とても良い評価を受けていると思うよ。スマッシュ・ヒットを狙っていた訳じゃないしね。今作は賛否両論で、好き嫌いの別れるものだと思っているから。でも今のところはすごく良い評価をもらっているよ!