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INTERVIEW

QUIETDRIVE

2010.12.08UPDATE

2010年12月号掲載

QUIETDRIVE

メンバー:Kevin Truckenmiller(Vo)

インタビュアー:ムラオカ

-アルバム完成おめでとうございます。
今回アルバム・タイトルを『Self Titled』にした理由を教えてください。

ありがとう。『Deliverance』を発売してからしばらく時間がたったけど、今回のアルバムもすごく自信の持てるものになったよ。
今回のアルバムでは僕らのルーツというか初心の頃に音的にも戻れたのかなってそんな感じがしたからなんだ。僕らは僕ら自身がミュージシャンとして成長できるようになりたかったんだけど、それと共に今までのQUIETDRIVE もちゃんと残していきたかったんだ。

-今作でもアルバム通して美しく哀愁あふれるメロディが充実していますね。1stアルバムから今作にいたるまで一貫してメロディが充実していますが、Kevinのメロディの源泉はどこにあるのでしょうか?

源泉って言われてもどうだろう。だってメロディを一度ひらめいたら、何かしないといけないだろ。今回のアルバムのデモを作ってた時には、最後の数週間で沢山のメロディがひらめいたよ。すごくストレスとかもあったけど、今回のアルバムではいつも以上に一生懸命になってしまってさ。だけど、今回のアルバムでいったら、人として持ってる恐怖とか、恐れとかそういった所が源泉になったと思うかな。ダメになってしまうんじゃないかっていう恐怖とか、自分達の状況からどうやったらうまく抜け出せるのかとかっていうこととかかな。

-今作で新たに挑戦したことや特にこだわったポイントはどのあたりでしょうか?

アルバムごとの変化というか、何をしたのかって言われると難しいね。なぜなら僕らは自分たちに出来る最大の努力を毎回してるつもりだからさ。今回のアルバムで僕が思いつく事といったら、レコーディングの過程で、流れを出来るだけ切らないようにして、出来るだけ何度も取り直ししたりとかしないようにしたんだ。
だから、僕らは毎日スタジオBでプロデューサーが作業してる間はスタジオAで作業して、パーツごとに作業を進めていったんだ。そうすることによって、もっとクリエイティヴな環境でいる事に力を注いだってことかな。

-歌詞はどのような内容のものが多いのでしょうか?

歌詞を書く時には、いつも流れが途切れないように書くようにしてるんだ。どういうことかっていうと、僕が思うに自分自身の心を開いて、それを全く別の視点から、見るってことだとおもうんだ。そういう歌詞を書いてるってことかな。自分自身の魂を音楽っていうキャンバスに注ぐってことは、僕が作りたいものを作ってるってことに似てるよね。今回のアルバムでは「The Good Book」っていう曲が歌詞的にはお気に入りなんだ。その曲に関しては作るのにたったの5分しかかからなかったよ。それは僕の意識の中で勝手に出てきたようなものだったんだよね。だけど、僕はいつも考えすぎることが多いから、出来るだけ簡単にシンプルな言葉で書くように心がけてるよ。

-アルバム中、完成させるまでに一番苦労した曲とその理由を教えてください。

今回のアルバムでは「C'est La Vie」って曲が僕的には一番苦労したかな。なぜかっていうと、僕とDrooでスタジオに入る前に既に3回も書き直してさ。スタジオに入った後ももう一度別の感じで作り直してみたりして、最初はすごくおとなしい曲だったんだけど、それから早くて、ロックな感じの曲にしてみたんだ。そしたら自然にすっとそこに落ち着いたっていうかさ。

-アルバム・ジャケットですが、ハート・ウォーミングなサウンドとは対照的にモノクロで無機質な印象を受けましたがこのジャケット・デザインにした理由を教えてください。

今までのアルバムもそうなんだけど、色々アイディアを考えるんだ。今回のアルバムでは言葉から作られる音の波みたいなアイディアが浮かんで、実際にこのアイディアこそが僕が描こうとしてたことだったとおもうんだ。人生って言うのは波で出来てるんだと思うんだ。本当に基本的な元素とかから、僕らを取り囲んでる音とか光とか、僕らは波に囲まれてると思うんだよね。
今回のジャケットでは、僕がずっと説明したかった言葉を使った波って言うのを表現したくて、まあ僕はそういうタイプの人間だってことだと思うんだ。音楽に埋め尽くされてると言うかさ。絵とかはうまく出来ないから、モノクロな感じの絵がその時は表現出来るものだったってことかな。

-「Way Out」のPVをすでに撮っているようですが、どのようなものになりましたか?

僕らを撮影してくれたアーティストは本当にすごくいい仕事をしてくれたと思うよ。光の使い方とか、本当に素晴らしい世界感を出してくれてると思うよ。PVの中でのバンドのパフォーマンスも今までで一番のものになってると思うよ。みんなに見てもらうのが楽しみだよ!

-あなたがたはエモというジャンルの括りの中で語られることもあると思いますが、そのエモのシーンでは大御所バンドが解散したりと世界的に縮小してしまっていると感じます。エモについてあなたがたが感じていることを教えてください。

エモって言うのは一つのトレンドにすぎないっていうことだと思うよ。だけど、僕らの音楽は僕からしたらいつもロックンロールって思ってる。エモって言うのはどういうことだと思う?エモーショナルだ。ポップって言うのは?ポピュラーだよね。素晴らしい曲って言うのはポピュラーかつエモーショナルな両方の性質を持ってると思うんだ。それに、僕は素晴らしい曲を書きたいってだけだし、それだけを今までずっと求めてきたんだ。音楽って言うのは木みたいなものだと思うんだ。前の世代の枝がなければちゃんと成長できない。

-その中でもあなたがたは今も全く失速することなくコンスタントに作品をリリースしたくさんのファンに支持されていますね?それはなぜだと思いますか?

これが僕がずっとしてきたかったことなんだ。成長していくにつれて僕は一つの穴に気がついたんだ。その穴のことを僕はちゃんと分かってた。その中を曲たちで埋めていきたかったんだ。そうすることで僕の人生は完結できるし、そういう考えを持ってる人たちが他にもたくさんいるって言うことを知れるってことは、僕の人生においての楽しみみたいなものなんだ。