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INTERVIEW

GOOD CHARLOTTE

2010.11.03UPDATE

2010年11月号掲載

GOOD CHARLOTTE

メンバー:Joel Madden(Vo) / Benji Madden(Gt)

インタビュアー:ムラオカ

-今回長らく在籍していたレコード会社を離れ、Capital/EMIに移籍となりましたが、移籍の経緯を教えてください。

Joel Madden(以下J):EPICは当時はロックなレーベルで、RAGE AGAINST THE MACHINEからOzzy OsbourneからOASIS、INCUBUSまで在籍していて、そういうロックなイメージで契約したんだけれど、ここ2年くらいの話なんだけど急激にロック色が落ちてきて、アメリカにおいては俺たちのことがあまり理解されてないような気がしていたんだ。だから自分のたちがやっていることとか、ファンのこととか、それからバンドの歴史のことなんかをきっちりと理解してくれるレーベルに移籍したいと思ったんだ。ただ実際アメリカのレーベルが変わると、世界のレーベルが一緒に動いてしまうことになるんだよね。日本のソニーとは10年間一緒にやってきたから、リスペクトもしてるし、友達もまだ残っているし仲は良いんだけどね。
Benji Madden(以下B):俺たちだけじゃなく、KILLERSとかFALL OUT BOYとかTHURSDAYとかTHRICEなんかとも契約したディレクターがEMIに移っってしまったんだ。それもあって、EMIに移籍することに決めたんだ。

-アルバムは当初Howard Bensonのプロデュースの元に制作され、その後ボツにしたと聞いていますがどのような点が気に入らなかったのでしょうか?

J:彼が考えていたのはラジオでヒットを生むことばっかりだったんだよ。それで歌詞の内容のこととか、曲の持ってる魂とか、何を言おうとしてるのか、そういうことにいっさい注意を払ってくれなかったんだ。そういう意味では俺たちとっては簡単な決断だったよ。キャッチーな曲やヒット曲、そればかりを追っかけたって、俺たちのファンが求めてるのはそんなことじゃないし、もっと自分たちに訴えかけてくるものが聴きたいというのが俺たちのファンだからね。キャッチー、キャッチーというけど、俺たちは既にキャッチーな要素も持っているしね。みんなで一緒に歌える曲を常に書いてきたわけだからさ。そのことプラス、魂とか、自分たちの信念みたいなものを込めるのが俺たちの曲作りだから、それが追及できないんだったらと彼とのアルバム制作は終わりにしたんだよ。

-曲自身も一から作り直したんでしょうか?それとも曲はそのままでプロデューサーをDon Gilmoreに変更して制作を進めたのでしょうか?

J:何曲かは前のセッションから残ったものもあるよ。でもその中で特に俺たちが本当に重要だと思ってた曲、例えば「1979」っていう曲があるんだけれども、そういう曲に対して全く重要性を認めてくれなかったっていうのがHowardを外すことに決めた理由の一つだったんだ。そういう曲は採用されずに残ってたんで、それを改めてDonと一緒にやることにしたんだ。まぁやっぱりやってみたらDonの方が良かったよ。

-Don Gilmoreに依頼したのは『Good Morning Revival』での作業が非常にフィットしていたから再度依頼したのでしょうか?

J:まずは俺たちのことを分かってくれている部分というのが大きいね。俺たち2人のことは当然だけど、俺たちのファンのことまで分かってくれていて、そこが普通のプロデューサーじゃないところなんだ。バンドのことは分かろうとするだろうけど、そのファンのことまで理解しようとするプロデューサーというのはあまりいないと思うからね。そういった部分と、歌詞に関しても、俺たちのファンがどんなものを聴きたがってるか、何を求めているかっていうことをちゃんと理解してくれているんだ。Howardはそういうところをあえてカットしようとしてくるんだよね。その価値を分かってもらえないっていうところがHowardに関しては問題だったんだ。とにかくDonは、俺たちの一番良いところを引き出そうと、俺たちと同じ夢とかビジョンを持ってこのバンドに取り組んでくれるし、ほんとに信じてくれてるっていうのがすごく大事なところなんだ。せっかく一緒に作品を作るんだから、作ってる俺たちと同じものを同じように信じてくれてる人と一緒にやれるというのは本当に大きいんだ。一般的なプロデューサーっていうのは、そこまで考えずそのあと入ってくる小切手のことしか考えてないからさ。そんなんじゃなくて、1年間近くの時間を俺たちと一緒に費やしてくれるわけだからさ。そこはとにかく、Donの一番素晴らしいところだよ。