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INTERVIEW

GOOD CHARLOTTE

2010.11.03UPDATE

2010年11月号掲載

GOOD CHARLOTTE

メンバー:Joel Madden(Vo) / Benji Madden(Gt)

インタビュアー:ムラオカ

-『Cardiology』とはなかなかロック・シーンでは耳にしない言葉をアルバム・タイトルに持ってきましたが、その真意を教えてください。

B:「Cardiology」という曲がこのアルバムに入っているんだけど、それを書いている時に俺が考えていたことが、"心臓学"、"心臓に関する学問"だったんだ。確かに、医学的、薬学的な言葉ではあるんだけど、例えば"心臓"という言葉について考えてみると、いろいろ科学的に説明できる部分があるのと同時に説明がつかない機能をいっぱい持っているんじゃないかな?例えば悲しい想いをしている時に、ある曲を聴いてスパッと気持ちが切り替わったりとか、心臓発作だとか心臓がどういう風に機能してるっていうことは説明ができても、なんで心臓という部分を通して人間の感情が変わるんだろうということは、全然説明がつかないと思うんだ。悲しい、傷付いたという時に、肉体的な傷ではないのに、心が傷ついて痛みを覚えるっていうのはどうしてなんだろうか。そういった感情の起伏には音楽ってすごく大きく絡んでいると思うんだ。俺自身それはすごく実感していることなんだけど、幸せとか悲しみとか愛とか憎しみとか感情を抱いたときに、幸せっていったらこの曲、悲しいっていったらこの曲って思い浮かぶ曲があるんじゃないかな。今回のアルバムで、「Harlow's Song (Can't Dream Without You)」っていう曲があって、Joelが自分の娘のために書いた曲で俺も大好きなラブソングなんだけど、あそこまで真実をついたラブソングはないっていうぐらい、今回のアルバムの中でも1番好きな曲の1つなんだけどね。ああいった愛を歌う曲っていうと、今はあの曲が俺には思い浮かぶし。だから音楽と人間の感情の結びつきっていう部分を、「Cardiology」っていう曲の中で歌ったんだよね。あのタイトルをアルバムにっていうことは、実はアルバムが出来上がる前から考えていたんだ。アルバム・タイトルをつける際に今までの他のアーティストの作品でこのタイトルのアルバムがあったんじゃないかとチェックしたんだけど、意外だけど他にはなかったんだ。これを考えたのは、俺が最初じゃないだろうけれど、実際にリリースした人は今までいなかったんだ。ある意味オリジナルで良かったかなって思ってるよ。

-今作は全体的にミドルテンポの曲が多く、暴れるというより、躍らせるトラックに仕上がっていますね。これは意識してのことですか?

J:それは意識してなかったよ。本当にナチュラルに作った結果だよ。

-今作を聴くファンに一番伝えておきたいことを教えてください。

B:希望。俺の場合はやっぱり、僕らのアルバムを聴いて感じて欲しいのはそれだ。

J:当初から変わらない部分なんだけど、ファンとかリスナーの人に俺らのアルバムを聴いて、ここにいていいんだなって、自分の居場所があったって思って欲しいんだよね。ありのままを受け止めてもらえたような、そんな気持ちになって欲しいんだ。人間ってさ、結局みんな同じで、何かどこかで疎外感を感じていたり、ここにいちゃいけないんじゃないかなって思ってしまうことがあると思うんだけど、でも音楽を聴いている時間、3分なりアルバムの1時間なりの間だけは、ああこんな自分でもいいんだなって、そのまんまでいられるんだなって、そういう自分を受け止めてくれる音楽があるんだなって感じてもらえれば、一番嬉しいな。

-ファースト・シングル「Like It's Her Birthday」のPVを撮影する予定はありますか?

B:完成しているよ。自分が一番好きなPVになってると思う。久しぶりに作るビデオでもあったから、Paul Thomas(Ba)のアイデアで強烈なイメージを打ち出そうぜっていうことで、時計じかけのオレンジとTHE CLASHのイメージを掛け合わせたようなPVなんだ。俺たちのファッションは全身白で、サスペンダーとネクタイだけが黒で俺らの周りにはネオンチューブがいっぱいあって。ちょっとフューチャーリスティックなイメージでもあるんだ。そういう演奏シーンにみんなでバカ騒ぎしている感じのクレイジーなパーティー・シーンを挟み込んでいるんだ。そっちはそっちで、また全然違う雰囲気なんだけど、すごく楽しい仕上がりになっているよ。

-「Like It's Her Birthday」のユーチューブビデオが10万以上の意見を受け取ると、アルバムからの別のトラックをアップするというアイデアを実施し10万件に達すると「Counting the Days」をリリースしましたね。このアイデアはどこから生まれてきたのでしょうか?

J:10万ヒットまでもうちょっと時間がかかると思ってたんだよね。それが5日くらいでヒットしちゃったから、これはどうしようってことで、「Counting the Days」は予定通り、次の曲としてあげたんだけれども、それだけじゃみんなに申し訳ないからと、その前にやってた3カ月くらいのツアーの映像をまとめたライヴ・ビデオ的なものを用意しそれも一緒にあげたんだ。

-兄弟バンドとして最も有名であるのはOASISだと思いますが、彼らは喧嘩が耐えなく、結局解散してしまいましたが、あなたがたは喧嘩や言い争いをすることはないのでしょうか?

B:俺たちも当然のようにケンカはするよ、まあ普通のほんとにくだらないケンカだけどね(笑)。やっぱり一緒にいてこいつむかつくって思うことは当然のようにあるけど、多分それって普通のことだと思うよ。俺たちは兄弟だと同時にベスト・フレンズだって思ってるよ。

J: こいつがいなかったら、多分ここまでやってきてないと思うよ。

B:俺たち2人とも1人でいることより2人でいることの方が得意なんだ(笑)。