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INTERVIEW

TEXAS IN JULY

2010.07.06UPDATE

2010年07月号掲載

TEXAS IN JULY

Member:Ben(Ba)

Interviewer:ムラオカ

-バンド結成から今に至るまでの活動やメンバー編成などを詳しく教えてください。

俺達は、ペンシルベニアのランカスター出身でみんなに認めてもらえるメタルバンドになる夢を持った仲間同士なんだ。そして、ファンとの交流をすごく大切にしているんだよ。
単純に俺たちは自分達がやっていることが大好きだし、出会う人々全てが好きだし、だからいつまでも希望を持って夢を追い続けられるんだ。

- バンド名にテキサスという地名が使われていますが、テキサスになにか思い入れがあってこのネーミングにしたのでしょうか?

特に意味はないんだ。ただ、普通とは違った、ユニークな名前を付けたかったんだ。

-このアルバムをリリースしたタイミングではまだメンバーの内、2人が高校生だったという事ですが、高校生でこんなハイレベルな作品を作り上げたことに周囲の人たちは驚きませんでしたか?

まだメンバーが高校生の頃、俺たちはバンドを自分達の夢に近づけるため次のステップに進む段階にさしかかっていたんだ。もちろん、慎重にその次へのステップを考えながらね。だからAdamとAlexが卒業するまでの1年間という期間は、ちょうど次のステップを見つめる良い時間だったんだ。彼らが卒業するまでの1年間は、今までと至って変わらなかったしね。

-現在は高校を晴れて卒業したとのことですが、活動が制約されることがなくなり、バンド中心の生活が送れるのではないでしょうか?

そうだね、もうすぐ彼らも卒業するから、すごく楽しみなんだ。これからは、週末だけでなくもっとたくさんのライヴを行えるし、もっと練習も作詞と作曲もレコーディングもただつるんだりすることもたくさんできるようになるんだからね。

-ペンシルベニア州のランカスター出身ということですが、ランカスターの音楽シーンの状況を教えていただけますか?

ランカスターの音楽シーンはでかいよ。たくさんのバンドが居て、たくさん自分達の音楽を演奏したり宣伝できる場所があるんだ。メタルが非常に受け入れられていて、だから地元でのライヴは大好きなんだ。

-曲のタイトルにも出身の「Lancaster」というものがありますが、どのような内容の歌詞か教えてもらえますか?

“Lancaster”って曲は、まず音楽的な部分では鮮やかで明るく、気持ちを高めるようなギターがあって、曲全体を通じて”ハッピー”な印象がある。歌詞は、俺達の故郷のことを歌い、そこでの思い出、そこでの生活、そこでの何年かの音楽活動、そしてそこから去って違う場所で演奏をする、といったこれまでの歩み全てを描いているんだ。
俺達にとってはLancaster、でもファンのみんなには自身の故郷を思い出して欲しい。そして、この曲を聞く度にみんないつでも自分が生まれた特別な場所や、そこでの生活やそこで抱いていた感情を思い出してくれると良いな。

-本国では2009年9月にリリースされており、リリースからもうすぐ1年経ちますが、周囲の評判はいかがですか?

俺達から言えることは、素晴らしい作品だってことだ。たくさん良い評判も受けるけど、悪い評判も同時に受けるんだ。ファンは、俺達のアルバムをすごい気に入ってくれているみたいだ。今のところ、俺達は自身のアルバムに対する評判に喜んでいるよ。

-本国ではEP、アルバム共にCI RECORDSからのリリースですが、彼らと契約にいたった経緯を教えてください。

数年前、俺達がランカスターでライヴをした時にレーベルが俺達に注目をしていたんだ。そしてライヴ終わりに、彼らから俺達に興味があるという電話を受けたんだ。俺達は、少しずつだけどレーベルとの関係を築いていったんだ。コンタクトを欠かさず、ライヴもたくさんやって、忙しい日々を過ごして、俺達が本気だってことを証明していったんだ。それから1年後、レーベルと契約したんだ。そして、俺達は1st EPのレコーディングをして、その後1stアルバムのリリースへとつながったんだ。本当にCI RECORDSと一緒に仕事ができてこの上なく嬉しいよ。

-日本で自分達の作品がリリースされると知らされたときの気持ちを教えてください。

すごくビックリしたよ。日本だけに限らず、俺達は常に他の国でもリリースされることを望んでいたんだ。でも日本という素晴らしい場所で俺達にとって初の海外でのリリースができて、興奮状態だよ。

-次のアルバムの制作にはいつ頃から取り掛かる予定ですか? またもし次作の構想がありましたら、どのようなものになるか教えてください。

今やっと次作に取り掛かり始めたばかりなんだ。でもまだ、話し合いは出来ていないけどね。今は作詞をしている段階なんだ。これが今の俺達の現状だ。もう少ししたら、詳細とかが発表されていくと思うよ。