SUICIDE SILENCE、BRING ME THE HORIZONらが切り開いた新境地デスコア・シーンに、CHELSEA GRINがトリプルギタ－編成で殴り込みをかける！
CHELSEA GRIN は、ALESANA、THE DEVIL WEARS PRADA、A SKYLIT DRIVE等を擁するマネ－ジメントTHE ARTERY FOUNDATIONに所属。WARPED TOURなど、複数のツア－で名を売り、THE ARTERY FOUNDATIONが満を持してスタ－トした最新レコード・レーベルTHE ARTERY RECORDSから『Desolation Of Eden』でデビュ－を果たした。本国ではビルボ－ド新人部門初登場24位を達成するなど、早くも注目を集め初めており、2010年のデスコア界を揺るがす台風の目に成長しつつある注目株だ！！

－CHELSEA GRINという名前はかなり尖ったネ－ミングですが (CHELSEA GRIN : 実在する猟奇殺人犯の愛称の一つ)、どういった経緯でバンド名を決めたのですか？

最初のバンド名が "AHAZIAR (アハズィアー)" っていうのだったんだけど発音が難しかったし、新しいイメ－ジと共に名前を変えることにしたんだ。
新しいメンバ－も加わったしね。それでCHELSEA GRINが誕生したんだ。

－デビュー・フル・アルバム『Desolation Of Eden』のリリ－スおめでとうございます。ビルボードのニュー・アーティスト・チャートでは初登場24位を獲得し、既に本国アメリカでは話題を集めているそうですが、アルバムが完成しての感想を教えて下さい。

正直なところ、俺たちが“もっとたくさん練習して真剣にバンドをやろう”っていう話し合いをしてから1年も経っていないくらいでね。マネージャーのMike Milford やマネージメントのTHE ARTERY FOUNDATION と組むようになって、話があっという間にうまく進んだんだ。

CDを出して結構売れてるっていう現状は凄く嬉しく思ってるよ。何せ1年前には全く予想も計画もしていなかったことだからさ。

－ALESANA、THE DEVIL WEARS PRADA、A SKYLIT DRIVEなど、ここ日本でも人気のあるアーティストを多く抱えるTHE ARTERY FOUNDATIONに所属されていますが、他の所属アーティストとの交流はありますか?

まだ彼らと個人的に会ったことはないんだけど近々会えるといいな！

－AS I LAY DYINGのヴォーカル、Tim Lambesisの持つスタジオでレコ－ディングされたと聞きましたが、どういった経緯でそうなったのですか？

そう。カリフォルニアのサンマルコにあるLambesis Studiosでレコ－ディングしたんだ。素晴らしい経験だったよ。おかげで『Desolation Of Eden』は俺たちのEPよりもはるかに良いクオリティのものになった。だから大成功だね。ハハハ。

－THE ARTERY FOUNDATIONのサイトで確認したところ、トリプル・ギターの編成のようですね？最近の若手バンドで、トリプル・ギター編成というのは珍しいように思いますが、どういった意図があってそのような編成になったのですか？

そうだね。確かにギタ－は3人いるよ。たくさんの人に同じ質問をされていて、その度に“特に意味はないです”って答えてるんだけど、でも確実に言えるのは3人ギターがいるとライヴでのサウンドが凄くヘヴィになるってことだね。
俺たちの次のアルバムでは、この3人のギタ－が更に生かされることになると思うよ！

－Track.7 「Elysium｣ではインストゥルメンタルにも挑戦していますが、何か狙いがあってのことですか？

俺たちにとってはそんなに挑戦ってわけでもなかったかな。
狙いとしては実験的な意図があるね。実は個人的にはアルバムの中でこの曲が一番好きなんだ。この曲のサウンドが次にリリースするタイトルの軸になってくると思うよ。

－CHELSEA GRINの楽曲は、ミドル・テンポでのブレ－クダウンが非常に多いですが、ライヴでは相当盛り上がるのではないですか？

ハハハ。そうだね、相当クレイジ－だね。

－Myspace上で、“Desolation of Eden fan photos！”という企画をやっていますが、これ面白いですね！
でも、男性のファンが相当多いように見受けられますが、ライヴ会場でも同じですか？

そうかもね (笑)。
メタル・ファンには男の方が多いだろ。でも素敵な固定女性ファンもいるよ。