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INTERVIEW

BOYS LIKE GIRLS

2010.02.15UPDATE

BOYS LIKE GIRLS

Member:Martin Bennett Johnson(Vo&Gt)

Interviewer:MAY-E

-Track.4「Two Is Better Than One」では女性シンガーのTaylor Swiftを迎えていますが、コラボレーションに至った経緯は?

彼女が2年前にグラミー賞をノミネートされた際にウォール・ストリート・ジャーナルという新聞の取材の中で“今一番好きな曲はBOYS LIKE GIRLSの「Heroine」”って言ってくれていたんだ。僕はもともとカントリーが好きだし、彼女自身のファンだったから、それを機に連絡を取ったっていうのが彼女と出会ったきっかけだよ。それからは一緒に曲作りをするほど仲良くなったよ。とても素敵な人なんだ。彼女のアルバムの中でJohnがドラムを担当している楽曲があったりもするんだよ。
彼女は全米ではビッグ・スターだけれど、思い切って次のアルバムで一緒に歌ってくれないか?って誘ったら、OKしてくれたんだよ!まるで、パズルの最後のピースが埋まったような感じだね。

-アルバムの中でも様々なスタイルの楽曲が揃っていて、起伏のある充実したアルバムですね。このアルバムのダイナミック感をステージに持ち込むのも大変だと思うのですが、あなた方はライヴ前にサウンド・チェックをしないバンドなのだそうですね?

うん、僕らが毎回サウンド・チェックをしない理由は、素晴らしいクルーがいるからさ。彼らは、僕らが必要としていることも好きな音も全て把握してくれているんだ。だから僕らも全面的に彼らを信用している。サウンド・チェックをすることによって、逆にストレスを感じることもあるだろうしね。だからライヴ本番で初めてそのステージに立つということが多いのだけれど、その方がまるで魔法にかかったような、ピュアなエネルギーが感じられるんだよ。計算された型にはまったようなライヴは嫌なんだ。だから僕らは、その時のヴァイヴに身を任せているのさ。

-BOYS LIKE GIRLSは現代のシーンの中でも抜きんでた、若いバンドの見本となっているバンドですが、そのあなた方が最近のミュージック・シーンにおいて共感を得るバンドなどがいたら教えてください。また、近年の音楽シーンをどう感じていますか?

最近は僕らのようなポップな音楽だけじゃなく、色んなジャンルの音楽が流れるようになってきたことが嬉しいよね。良いバンドは沢山いるけれど、僕のお勧めはWE THE KINGS、ALL TIME LOW、HEY MONDAYなんかだね。セカンド・アルバム『Love Drunk』では僕らもシンセサイザーなんかのエレクトロを使用したりもしたけれど、最近の音楽シーンにはテクノロジーを駆使したバンドが本当に多くなってきた。どれも、まるでロボットみたいな音だよね。もっと気持のこもったボーカルが残ってくれると嬉しいんだけれど。
日々のコミュニケーション・ツールとして使用されているパソコンだけでなく、同じように人と人との対話を絶やさないで欲しい。僕らも感情の詰まった音楽と音楽に対する情熱はずっと持ち続けていきたいと思っているよ。