INTERVIEW
HIBRIA
2009.12.01UPDATE
Member:Iuri Sanson (Vo) Abel Camargo (Gt)
Diego Kasper (Gt) Marco Panichi (Ba) Eduardo Baldo (Dr
Interviewer:ムラオカ
-僕もHIBRIAのライヴを観たのですが、かなりお客さんの数も多くて後ろの方までぎっしりでしたよ。
ALL:ありがとう!!
Abel Camargo:その人たちって俺たちのことを知っていたのかな?
それとも全然知らないで観ていたのかな?
-ヴォーカルのIuri Sansonですが、ライヴでもCD通りの完璧なハイトーン・ヴォーカルが再現されていましたね?普段はどのようにヴォーカル・トレーニングを行っているのでしょうか?
Iuri Sanson:俺はヴォーカルの講師をやってるから、そこら辺はお手の物だよ。コンサート前には必ず行うウォームアップがあってそれをこなさないとレコードのようにはいかないんだけど、レコーディングしたのと同じようにライヴで再現するのが好きなんだ。それは俺自身がコンサートに行った時にレコードと同じように歌ってくれないと残念に思うからなんだ。自分が聴衆の一人になって自分のヴォーカルを聴いていると想像したときにがっかりしないパフォーマンスを行うっていうことをいつも心がけているんだ。自分にかけているプレッシャーといっても良いかな。
-演奏隊もスピーディーでテクニカルなパートが多いですが、ヴォーカルのユーリ同様CDを再現しようという同じ思いで臨んでいるのでしょうか?
D:俺たちもしっかりとウォームアップしているし、ただステージ上っていうのはレコーディングと比較すると聴衆の反応っていうのもあるし、ケーブルがあちこちにあったり、なにより立って演奏しなきゃいけないっていうのもあるからかなり条件が違うけれども、なるべく再現できるよう努力しているよ。あとギターソロはインプロバイズはしないんだ。Iuri同様、俺もコンサートに観に行ったときにギター・プレイヤーがCDのソロよりも弾きやすいように変えているとがっかりするからね。だから自分たちではそういうようなことをやらないようにしているよ。
-単独のライヴとフェスでのライヴで心がけることで違いはありますか?
M:5月の単独でのライヴでは自分たちの好きなだけプレイできたけど、LOUDPARK09では45分間という制約の中でのライヴでそこのところは大きな違いだけど、5月に日本に来たときに日本のオーディエンスの反応っていうのがどういうものなのか分かっていたから、LOUDPARK09用の選曲をするときの参考になったよ。LOUDPARK09では5月の公演に来ていない人たちがいるのは分かっていたけど、一部の人たちは5月の俺たちのコンサートに来て俺たちのライヴを知っているってことが分かっていたからそれを参考に選曲することができたよ。
-明日は名古屋でMEGADETHと一緒にライヴをすることになっていますが、先ほどの影響を受けたバンドの中にMEGADETHの名前も上がっていましたが、今までMEGADETHと競演したことはブラジルやその他の国ではありますか?
Eduardo Baldo:初めてだよ。
D:ライヴを観たことはあるけど一緒にプレイしたことはないよ。
CDに合わせてプレイしたことはあるけどね(笑)
-土曜日でのMEGADETHのプレイは観ていませんか?
D:彼らがプレイしているときにちょうどプロダクション・ミーティングを行っていたんだよ。聞き耳を立てながらミーティングに出席していたね(笑)
-みなさんはMEGADETHの新譜は聴きましたか?
D:まず感じたことはソロがたくさん入っているね。メタルのギターソロが短くなるという傾向があったけど、俺たちは長いギターソロの大ファンであって、そうじゃなかったら自分たちのアルバムに長いソロを入れることもなかったけど、MEGADETHのようなビックなバンドが再び長いギターソロを入れるようになったのは嬉しい限りだね。
Dave Mustaineに明日会ったらなんて挨拶しますか?
D:実はこれをインタビューで答えるのは三回目になるんだけど(笑)、Daveにサインしてもらうために『REST IN PEACE』の譜面本をわざわざブラジルからビニールで厳重に包んで持ってきたんだ。T-シャツとCDのブックレットも持ってきたんだけど、第一希望はこの譜面本にサインをもらうことなんだ(笑)
-サインしてもらったらそれをまたきっとり包んで持って帰らないといけないですね(笑)
D:ハハハハッ!!そうだね!!
-明日はオーディエンスとデイヴのハートにガツンと響くようなライヴを期待しています。
D:彼が観てくれると良いんだけどね。でも本当に彼と同じステージに立てることに光栄に思っているよ。