INTERVIEW
BREATHE CAROLINA
2009.10.09UPDATE
2009年10月号掲載
Member:Kyle Even (Vo)
Interviewer:MAY-E
-KyleとDavidは、BREATHE CAROLINA以前はどのような活動をしてきたのですか?
BREATHE CAROLINA以前は、いくつか他のバンドでプレイしていたんだけど、レーベルと契約はしてなくて、ビジネスとして音楽をやっていたわけではないんだ。その頃は、がむしゃらに音楽に情熱を注いで、いろんなことを学んでいたよ。
-あなた方の出身であるコロラド州デンバーにはどんなロックコミュニティがあるのでしょうか?
とても盛り上がっているよ!今年のWARPED TOURでの観客の反応も良かったしね。この勢いが続けば良いなと思っているよ。
-二人とも、どんな音楽を聴いて育ったのですか?音楽活動をはじめるきっかけとなる特別なアーティストがいれば教えて下さい。
俺たちはあらゆるジャンルの音楽を愛して聴いていたよ。そのおかげで音楽的にとても成長することができたって思ってる。ラップ・グループのBONE THUGS-N-HARMONYは今でも大好きだし、子供の頃はBACKSTREET BOYSのファンだった。今はNEW FOUND GLORY、BLINK-182、他にラップデュオのKRISS KROSS、それから映画やゲームになっているMORTAL KOMBATのサウンド・トラックなんかも大好きなんだよ(笑)
-BREATHE CAROLINA結成までの経緯を教えて下さい。
Davidと俺は、他に3人の友達を加えた5人で1つの家に住んでいたんだ。彼とはその頃から何曲か一緒に作っていたんだけど、俺は彼に一緒に歌ってくれないかと頼んだんだ。彼と一緒に曲を作るのがとても楽しかったからね。それでまず3曲作って、MySpaceにアップロードしてみたんだ。そこからBREATHE CAROLINAがスタートしたんだよ。
-今年のワープトツアーに出演されていましたね。いかがでしたか?面白いエピソードがあれば教えて下さい。
とても楽しかったよ!新しい友達がたくさんできたしいろんな人たちと知り合うことができたしね。とにかくこれ以上ないくらい最高だったよ!!
-ライヴではどのようにプレイしているんでしょうか?
ドラムス担当が1人とベース・シンセサイザー担当が1人とリード・シンセサイザー担当が1人いるんだ。俺達は照明にこだわっていて、今までにない感じの雰囲気を演出しているんだ。
-セカンド・アルバム『Hello Fascination』を聴かせて頂きましたが、とてもクールな仕上がりで大変気に入っています。USで既にリリースされておりますが、ファンからのリアクションはいかがですか?
とても良い感じだよ。ビルボードの全米アルバムチャートでは初登場43位にランクインしたんだよ!今までで一番エキサイティングな出来事の1つだよ。たくさんの人々に自分達の音楽を聴いてもらえるなんて最高だよね!!
-アルバムを作るにあたり、何かテーマを設けたりするのでしょうか?
俺達はテーマはもたずに、いつもただ流れに身を任せて作っている感じなんだ。できるだけ考え込まないようにしているよ。だいたいいつもしばらくしたら曲が出来上がってるって感じなんだ。
-楽曲はもちろんお二人だけで作られているのでしょうけど、ソング・ライティングのプロセスを教えて下さい。
Davidがシンセサイザーでプログラミングして曲のベースを作っているんだ。そして曲ごとにドラムスやギターなんかの音を足して仕上げるって感じだね。だいたいそれでうまくいっているよ。
-エモーショナルなメロディがとても良いです。ソング・ライティングはいつ頃から初めていたのですか?
Davidは8年ぐらい前から曲作りをしていたみたいだよ。最初はベースをやっていたんだけどギターに移ったりして。ドラムスのこともよく知っているんだ。すごいよね!!
-デビュー・アルバム『It’s Classy Not Classic』とセカンド・アルバム『Hello Fascination』それぞれ注目して聴いて欲しいポイントを教えて下さい。
ファースト・アルバムはとても実験的な作品だったんだけど、セカンド・アルバムは俺達の考えていることを全て詰め込んだ作品なんだ。聴いてくれたみんなはそこから何か見つけてもらえたらうれしいよ。
-最近のRISE RECORDSには色々なタイプのバンドがおりますが、あなた方は特に異色ですよね。RISE RECORDSからどのように声をかけられたのでしょうか。契約に至るまでの経緯を教えて下さい。
俺達のマネージャーがRISE RECORDSの創設者のCraigと知り合いだったんだよ。彼に俺達の曲を聴いてもらったら気に入ってもらえたみたいでそれで契約したんだよ。