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INTERVIEW

NEW FOUND GLORY

2009.04.08UPDATE

NEW FOUND GLORY

Member:Jordan Pundik(Vo) / Chad Gilbert(Gt)

Interviewer:MAY-E / TETU★KID


-このジャパン・ツアーに同行しているFOREVER THE SICKEST KIDSやANBERLINらとは、本国でも交流はあるのでしょうか?

J:ANBERLINはツアーで一緒になったことがあったんだ、FOREVER THE SICKEST KIDSに関しては彼らがまだ今ほど人気が出ていない頃、WARPED TOURのサイドステージでプレイしていた時に出会ったよ。その時に、彼らが俺たちの大ファンだって言ってTシャツをプレゼントされたことを覚えているよ(笑)

-FOREVER THE SICKEST KIDSはポップ×エレクトロ・サウンドという最近増えてきたスタイルのシーンの代表格バンドですがあなた方から見てどんな存在ですか?

C:正直に話すとツアーを周っているときなんかは自分の聴きたい音楽しか聴いてないから、彼らの音源をしっかりと聴いたことが無いんだ。自分たちが出て来た頃はすごく変わっているって言われたんだよ。でも今では全く普通で、もっと最新型の音楽っていうのが生まれてきているよね。好きか嫌いかというよりは、音楽って常に進化していくものだから、新しいものが生まれるっていうことはとても良いことだと思うよ。

-また、最近では新しい要素、例えば新しい楽器などや、今までになかったアプローチを取り入れるロック・バンドが増えてきました。他とは違うところを見せ付けるバンドが増えてきた現在のシーンに対して、何か思うことはありますか?

C:新しい楽器を使うっていうことに対しては、その楽器を使い始めたことが純粋な気持ちから始まったものだったら何の問題もないと思うんだ。だけど、それが今流行っているから取り入れたとか、シンセサイザーを使うことが流行っているから入れてみるとか、そういう浅はかな感じだったら意味がないと思うし、馬鹿げた行為だと思うよ。ちゃんとした理由だったらいいけど、そんな浅はかな理由でやっているんだったら音楽好きにはすぐに見抜かれちゃうよね。
J:・・・
C:ヘイ!Jordan!どうした、元気か?(笑)もっと喋っていいんだぜ!

-逆に、あなた方はサウンド形態を変えることなく、10年という長い間ずっとシーンの第一線で活動してこられたのは本当に素晴らしいことだと思います。その秘訣を、是非Jordanに答えてもらいたいと思うのですが(笑)

J:OK(笑)本当に自分たちがやっていること、自分たちがやりたいことに対してずっと誠実でいるっていうことが大切なんじゃないかな?それが俺たちの信念だしね。だからファンが喜んでくれることをずっとやり続けたいなって思うよ。その為にはもっと練習して上手くなり続けないといけないと思うし、進化していくことも必要なんだと思う。

C:そう、その信念は死ぬまで持ち続けないと行けないと思う!

-10年前と現在とでは、あなた方にとってどちらが活動しやすい時代だと思いますか?

C:正直凄く難しい質問だね。昔のことを言うと、毎回毎回ライヴをやる度にスキルが上がって成長していくのが手に取るように分かったし、ファンがドンドン増えていくのも凄く分かったのが良かったね。でもその反面、新人だからオープニング・アクトでライヴに出たら客席から物を投げられたり、ブーイングされたりということはたくさんあったよ。今はどこでもライヴをすることが出来るし、ひとつひとつのライヴでのプレッシャーっていうのは少なくなったよ。だけど、今成長しようとするのは本当に難しいよね。だからどっちもどっちかな。ちょっと質問の意図とはずれた答えになっちゃったかな。

-では、ANBERLINはライヴも素晴らしいバンドですしキャリアもあるので、あなた方と共鳴する部分も多いかなと思うのですが、いかがでしょうか。

C:彼らも自分たちのやりたいことに凄く忠実で、自分たちに正直に音楽を作っているバンドのひとつだよね。だから凄く尊敬しているよ。あと、凄くセクシーだしね(笑)