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INTERVIEW

I AM GHOST

2008.12.31UPDATE

I AM GHOST

Member:Steve Juliano(Vo)

Interviewer:MAY-E

-5曲目の「Bone Garden」が特にクールだと思いました。アルバムを代表してこの曲の背景を教えて下さい。

「Bone Garden」は今回のアルバムを作っていた最初の頃の曲の一つだったよ。アルバムの中でも最も怒りに溢れた曲だと思うな。俺が昔知り合いだったヤツで今は名前さえも忘れてしまったようなヤツに対してこれでもかというくらいにFUCK YOUって叫んでいるような曲だよ。それでもそんなヤツがやってくれたことを想うと悲しくもあるんだ。そういう感情をこの曲に完璧にぶちまけたんだ。

-女性のコーラスは誰ですか?

シンガーとしても活動しているプロデューサーの奥さんに手伝ってもらったんだ。彼女は別のパンクバンドとも共に仕事をしたことがあったみたいで、俺達の今回のアルバムにも是非参加して欲しいと頼んだんだ。彼女は曲を華やかで素晴らしいものにしてくれたよ。

-ゴシックさは残っていますが第一印象は「ポップになった」と感じるファンも多いでしょう。本国では既にリリースされていますが、ファンからのリアクションはいかがですか?

そうだね、アルバムはリリースされてまだ3週間ぐらいかな。今はヨーロッパとイギリスをツアーで廻ってるんで、アメリカのファンからの反応はまだ分からないんだ。今のところヨーロッパのファンのみんなは今回のアルバムを前回のアルバムよりも気に入ってくれているみたいだよ。アメリカでのツアーが始まるのも待ちきれなくて早く新曲をライブでプレイしたいんだ。もちろん日本でもツアーしたいと思ってるよ!!

-I AM GHOSTは曲の尺が長いイメージがあったんですが、本作はわりとどの曲もコンパクトだと感じました。メイン・ソングライターはこれまでと変わらずSteveですか?

歌詞は全て俺が書いて、曲は全てTimmyとRonが書いたんだ。あまりにも長かったり短かったりすると感じたパートとか女性コーラスを入れたいパートには俺が口出ししたりしたけどね。3人のチームワークは抜群に良かったと思うよ。Ronと俺は元々パンクロックが 好きだったから、曲の長さはこれくらいが良いなという感じで短めにしたかったみたいだね。そんな感じで3分30秒ぐらいの曲が今の俺達にとっては良いだろうと思ったんだ。

-曲作りのプロセスに大きな変化はありましたか?

一番の変化は以前よりもリラックスした雰囲気でできたってことかな。前回のアルバムの時はEPITAPH RECORDSと契約を交わしたばかりで少しプレッシャーを感じていたし、スタジオに入ってから書いた曲はそれほど多くなかったんだ。今回は8ヶ月かけてじっくり曲作りに取り組むことができたんだ。たくさんの曲を作ることができたしね。あまりにも良い曲ができすぎたから、アルバムにどの曲を収録しようか迷うほどだったよ。

-頻繁にツアーに出ていたようですが、曲作りはツアーの合間に行っていたんでしょうか?どちらかというと、曲作りにじっくり時間をかけたように感じるのですが。

そうだね。ツアー中の曲作りするのは本当にハードなんだ。ほとんど毎日パフォーマンスしているような日々だからね。だから曲作りのためにツアーは一時中断せざるを得なかった。ツアーするのが好きだから最初はそれが嫌だったけれど、一旦ツアーから離れるのが俺達にとって一番良いことだったなと思うよ。

-Steve Juliano(Vo)は元アニメーターだそうですね。

ロサンゼルスに初めて引っ越した頃、ハンナ・バーベラ・プロダクションやディズニーの仕事を受け持っていたんだ。最初にテレビ番組で仕事したのは、HBOっていう放送局でやっていた"TALES FROM THE CRYPT"っていう番組だったよ。その後は、たくさんの映画でストーリーボード(絵コンテ)製作として何年もの間仕事をしていたよ。数え切れないほどの映画でね。

-来日を心待ちにしているファンも多いです。日本ツアーの予定はありますか?

正直言って、日本に行くことが俺達にとって一番大きな夢なんだ。日本に行くためには誰かからオファーをもらわないといけないんだ。もし誰かそんなオファーをしてくれる人を知っていたら、俺達に知らせてくれるように頼むよ!!(笑)とにかく俺達はツアーするのが大好きだし、日本にも行きたいと思ってるよ!!