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INTERVIEW

YUYA OGAWA & KAZI (山嵐)

2008.10.06UPDATE

YUYA OGAWA & KAZI (山嵐)

Member:YUYA OGAWA & KAZI

Interviewer:ムラオカ

-韓国のフェスに参加したりとワールドワイドな活動が目立ってきていますが、「湘南音楽祭」に海外のバンドを招聘するようなことは考えていませんか?

K:具体的に来年のことはまだ何も決まってないんですよね。呼びたいバンドは沢山いますね、今ここですぐに挙げてっていわれると困っちゃうけど(笑)とりあえず楽しみにしていてください!

-韓国のフェスはいかがでした?ブログを見させていただきましたがかなりの規模のフェスでしたね?お客さんの反応とかはどうでしたか?

K:思いのほか良かったですよ。音に対してのレスポンスがかなり良かったですね。なんだかゴリゴリの曲が好きみたいですね。イケイケって感じが一番ウケるんだと思いましたね。
O:まだ始まっていないとき、ちょうどセッテングしているときに音を少し出すじゃないですか?そうするとそれに対してまで『ウオー』とかいうレスポンスが返ってきて、日本のオーディエンスはもう慣れているから?かな、普通友達と話しているか、黙って待っているじゃないですか?なんか大きな音に対しての反応がすごかったですね。そこは日本と大きく違うなと思いました。ライブが始まってからも盛り上がりましたしね。

-それでは6月にリリースされた最新作「狼煙」の話をお伺いします。
「狼煙」のジャケットは1st Album「山嵐」に原点回帰したかのようなモノクロで筆で書いたようなイラストをしていますね?また収録曲数も7曲と同じ曲数です。これはあなたがたなりの原点回帰の思いが詰まっているからなのでしょうか?

K:タイトルも『狼煙』ということでここから一発また始めるぜ!みたいな感じもあるんですね。完全に原点回帰というかもう一度ここからやらかすぜ!
O:ジャケは俺がデザインしたんですよ。原点回帰っていう意識はなかったんですが、今回はなんというかモノトーンとというイメージがあったので、あんなデザインになったんですけど、自然に山嵐らしくなったかな?と思いますね。

-あなたがたが今作を作るうえで最も大事にしたことを教えてください。

K:曲に関しては今までと違うやり方をしたわけじゃないんですが、レコーディングに関しては約一週間という短い時間で録りましたね。ただ単に時間が無かったということもあったのですが、今回は勢いを大切にしたかったので短い期間に一気にやってしまいました。
O:はじめに思いついたフレーズだったりギターリフだったりを一気に録りました。時間をかけるのも一つのやり方だとは思うんですが、時間が経つにつれてやっぱりこっちの方が良いかも?とか迷ってしまうので勢いでレコーディングしてしまったって感じですね。

-今作は非常にバラエティに富んだ作品ですね?
このようなバラエティ溢れる作品にしようと思ったきっかけがあれば教えてください。

O:特に意識したわけじゃないんですけどね(笑)出来上がってみたらバラエティ溢れる作品になってました。
K:曲一つ一つにストーリーやテーマが合ってそれを考えながら作っていたら色んなアプローチを持った曲が出来上がってきたって感じですね。

-作曲は山嵐となっていますが、具体的にはどういったプロセスで作っていくのでしょうか?

K:何パターンかあるんですよね。全員で持ち寄ってくる時もあるし誰かが主導になって作る時もあるし。曲によって柔軟にやり方は変えていきますね。絶対にこうじゃなきゃだめだ!なんてことはなくてその曲にあった作り方ができるように心懸けていますね。

-「火の鳥」でのグルーヴィなプレイや、「希望の鐘」のストーナーっぽくもありグランジっぽくもあるクールなリフなど、ほとんどの曲がギターが前面に出ていてギターの存在感は非常に大きいですね?前作の歌モノ系の曲よりも弾いていて楽しんじゃないですか?

K:自分はどっちも好きなんですよね。リフでゴリゴリ行くのも好きだし、メロウな感じの時のギターも好きだし、本当に両方好きですね。
O:今回はKAZIがリフを作った曲が多かったから前面にギターが出たものが多くなったのかな?と思ってますね。

-シェクターギターからエンドースされるようになったきっかけは何だったんですか?

O:実はFLY☆81のAKILAくんの紹介が一番最初の出会いなんです。それまではアイバニーズをずっと長く使っていたんですけど、AKILAくんに紹介してもらって会ってみたら、俺らみたいなミュージシャンに対して本当にオープンに話を聞いてくれていい感じだなと思ったのが最初ですね。
K:その流れで俺も紹介してもらってって感じですね。

-KAZIさんは以前何を使っていたんですか?

K:俺もアイバニーズの7弦を使っていたんですよね。で、今回はダブルネックのシェクターギターを使わせてもらうことになったんです。