INTERVIEW
HiFi HANDGRENADES
2008.04.26UPDATE
Member:John (Vo. & Gt.) / Tony (Vo. & Gt.)
Interviewer:KAORU
―”パンクロックの力”ってどんなことにあると思います?
J:そうだね・・・。俺がそれまで聴いていたヘビーメタルっていうのは、巨乳の女の子のこととか、派手なロックンロールライフとか、ドラゴンがどうこうとか(笑)そういうのばっかりで、凄くかっこいいんだけど、想像の世界でしかない感じだったんだよね。自分の日常とはあまりにもかけ離れてることが歌われてた。それに対してパンクロックっていうのは、自分の日常をそのまま歌ってるんだよね。ティーンならではの悩み、友達のこととか、学校のこととか、凄く共感出来るから凄く惹かれたんだ。実際パンクのライブに行くと、ステージに立ってるメンバーは自分と同じじゃないかって思えた。ヘビーメタルとかハードロックのライブに行くと、豪華なステージで、派手な髪型してて、映画を見てるようだったけど、パンクは、隣に住んでる兄ちゃんがやってるような感じだったから、共感出来たし、「これなら俺にも出来る!」って思えたんだ。そんな感じかな。
―なるほど、とってもわかりやすいですね。ありがとうございました。
では最後に、HiFi HANDGRENADESの”信念”を教えててください。
J:俺は色んな事柄に対して信念を持ってるよ。指に”FAITH”ってタトゥーを入れてるくらいにね。
とにかく俺はHiFi HANDGRENADESに凄く自信を持ってるんだ。まだバンドが結成されて短い期間しか経ってないけど、少なくとも俺が今までやってきたバンド全部のことを合わせて考えても、ここまでいい状態には辿りついてなかったんだよ。とにかく初めての経験をたくさんさせてもらってる。
今回の来日もそうだし、初めてのアリーナでのライブ、FOO FIGHTERSっていう素晴らしいバンドのオープニングアクトをやらせてもらうのも凄いことだし。俺たちは15年後もこのバンドをやってる自信があるよ。このバンドは、素晴らしいミュージシャン、素晴らしい人間で結成されてるし、俺たちのケミストリーは最高だと思ってる。
T:俺たちが自信を持ってることだから、周りがどう思おうと関係ないんだ。アリーナで凄いライブをやれた時も、地下室にある自分達の練習場でいい演奏が出来た時も、同じくらいの満足感がある。
周りの人がどう思っても、自分達が納得出来ていることが大事。それが信念かな。
J:俺は20年以上音楽をやっているけど、このバンドが最後っていう覚悟があるよ。
本当に自信があるからさ!