INTERVIEW
FUNERAL for a FRIEND
2007.09.24UPDATE
-新作がリリースされて五ヶ月ほど経ちましたが周りの反応はいかがですか?
ギャレス:今のところとてもいい感じだよ、全体的にね!新作では今までと全く違うことをやっていたわけなんだけど、今まで以上に広いファン層を獲得することができたんだ。このアルバムを多くの人に届けることができて、すごく喜んでいるよ。
マット:前作と同じ路線のものを作ることは安全策ではあったんだけど、僕達はあえてリスクを背負って新しいことに挑戦したんだ。だけどそれがうまくいって、今はほんとうに良かったと思っているよ。
-BULLET FOR MY VALENTINEにインタビューしていたところ、彼らもあなたたちのサードアルバムは最高傑作だと言っていましたよ。ケラングでも見事5Kを獲得してましたね。
マット:ケラングはほんとに昔から僕らを応援し続けてくれてるんだ。ほんとにありがたいことだよね。そういったメディアも含め、BFMVなんかのバンド連中もアルバムを褒めてくれてるし、すごく嬉しいよ。
-新作を製作するにあたって、目指したバンドや具体的なサウンドはあったのでしょうか?
ギャレス:あえてこういうサウンドにしようって意識して出来たものではないんだ。真似をしようとも思ったこともないしね。自分達が、影響してきた音楽をどんどん融合させていって、僕ら独自の音として作ってきたものなんだ。過去の作品に似たようなものを作りたくもなかった、かといって離れるすぎているサウンドもいやだったんだけどね。納得のいく作品に仕上がったと思っているよ。
-プロデューサーは新たにギル・ノートンを迎えていますが、彼との仕事はどうでした?
マット:ギルは素晴らしい人だったよ!まず彼を起用した理由のひとつに、彼がジミーイートワールドとかフーファイターズとかピクシーズとか偉大なバンドをたくさん手掛けてきていたこともあった。その中でも僕らは特にフーファイターズがすごく好きだからね。あとギル自身がミュージシャンでもあるから、プロデューサーの視点のほかにミュージシャンとしてのアイデアを出してくるってのが大きかったかな。
-あなたたちと同じように変化をしたバンドといえばLINKIN PARKなどもそうですが、彼らのサードアルバムは聴きました?
マット:えっとー、数曲は聴いたんだけどアルバムはまだ聴いてないんだよね。
-ファンが一番気にしてるのは、次回作がどのような作品になるのかということだと思うのですが、次回作のヴィジョンはもう見えているのですか?
ギャレス:今回のアルバムが完成して、「僕らはどんな音楽でも作れるんだ!」っていう自信がついたんだ。新たな扉を、僕らは開くことが出来たわけだし、次のアルバムではさらに新しいことにチャレンジしていきたいと思ってはいるんだけど・・・ただこれは僕個人の意見であって、他のメンバーはどう思っているのか分からないんだけどね(笑)
マット:ハハハ(笑)
ギャレス:みんながリハーサルルームに集まってみないと、まだどうなるかは分からないね。
-大阪・名古屋公演はもう終了していますが、海外でのライブも含めて、新曲のライブでの反応は実際どうでしたか?
マット:すごくポジティブな反応を得ているよ。海外についても同じようにすごくいい反応があって、すごく自信がついたね。今回のツアーでは、あえて新曲をたくさんセットリストに入れてるんだ。1曲目も新作からの曲だしね。こういうセットリストを見てくれて、ファンのみんなも僕らが新作に対する自信がどれほどのものか感じてくれてるみたいだよ。日本でもほんとにびっくりするくらいリアクションがいいんだ。一緒に歌ってくれてるしね、僕らも逆に驚かされたよ!
-なるほど。ライブでのセットリストを考えるのは今まで以上に大変だったりしないですか?
ギャレス:確かに僕らの曲にはメタルの要素を含んだものや、最近だとロックテイストが強い曲なんかも色々あるけど、難しかったり大変だったりってのは特にないよ。
-では、ライブでやって一番楽しい曲って何でしょう?
マット:そうだなぁ・・・僕は「Escape Artist Never Die」をライブでやるのは好きなんだけど、その日によって違うかなぁ。その日の観客の反応によっても変わるものだしね。この質問は、ライブの後の方が答えやすいかもしれないな!
-あなたたちのオフィシャルサイトでは現在、世界各地のライブレポートを募集しているようですね?この企画にはどのような目的が・・・
マット:うーんと・・・そんな企画あったっけ?