INTERVIEW
CLASSIC CASE
2007.05.12UPDATE
Member:Jared Draughon(Vo)
Interviewer:MAY-E
-ドラムのDurijahはGLASSJAWで、ギターのJoshはBELOVEDでそれぞれ活動していたのは知っていますが、他のメンバーはクラシックケース結成以前はどんな活動をしていたのですか?
俺について言うと、彼らと同じようにかなり若い頃からいろんなバンドでプレイしてきたんだ。できる限りあちこちツアーをして回ったり、曲作りやレコーディングをやったりしてたよ。でも、実際のところCLASSIC CASEが最初のバンドっていう感じかな(笑)
-結成に至るまでの経緯を教えて下さい。メンバー皆さんもともと知り合いだったのですか?
Mitch と俺は同じバンドでプレイしつつ共に成長していったって感じで、2003年1月にニューヨークへ移ったときにCLASSIC CASEをスタートさせたんだ。その後、EricとDurijahと出会ってレコーディングやライブパフォーマンスをするようになったんだ。2005年になって最後にJoshが加わって5人組になったんだ。
- クラシックケースというバンド名は何に由来しているのですか?
CLASSIC CASEっていうのは、ニューヨークのオールドスクールなハードコアバンドだったMind Over Matterのとある曲の中にあった歌詞からとったものなんだよ。
-楽曲は主に誰が作っているのですか?
曲はほとんどのパートをみんな一緒に作ってるんだ。歌詞は俺が作ることが多いかな。Joshも手伝ってくれるけどね。
-楽曲を作るとき、何にインスパイアされることが多いですか?
そうだな、それは曲によって様々なんだよ。ランダムに書き綴った言葉やフレーズだったりすることもあるし、何か書きたいテーマに沿って作ることもあるしね。
-セカンドアルバム「Losing At Life」を聴き、非常に重みのあるテーマを背負っているように感じました。このアルバムのコンセプトは何ですか?
シリアスではあるんだけど、ジョークのある部分もあるんだよ。
皮肉ったところもあるんだけど、基本的には善良な人々に悪い出来事がどのようにして起こるのかを表したものや俺達がレコーディングする前に経験した災難をテーマにしたんだ。
-ファーストアルバム「Dress to Depress」が非常に素晴らしい作品だっただけに、周りからのこのセカンドアルバムへの期待も高かったと思います。プレッシャーなどは感じましたか?
"DRESS TO DEPRESS"を気に入ってくれてうれしいよ。でも、レーベル側がリリース後たった3週間で俺達を見捨てたこともあって、多くの人たちに聴いてもらえるまでには至らなくてとても残念だったんだ。だから、プレッシャーは感じなかったよ。もしろこの2ndアルバム"LOSING AT LIFE"こそがCLASSIC CASEの音楽を知ってもらえる最初のチャンスのように思ってるんだ。
-あなた方自身、この作品には満足されてますか?また、アメリカではすでに2月にリリースされていますが、周囲の反応はいかがですか?
個人的にはこのアルバムの出来には満足してるよ。出来る限りベストを尽くしたと思っているし、真剣に取り組んだ作品だしね。俺と話した多くのファンのみんなは様々な理由で"DRESS TO DEPRESS"よりも気に入ってくれてるみたいだよ。あまり気に入ってくれなかった人たちもいるだろうけどね。俺は両方のアルバムとも大好きだよ!!
-アルバムのジャケット写真は何をイメージしているのですか?
光った電球に集まった蛾たちの写真なんだ。ある意味では蛾たちは短い一生を無駄に過ごしながらも光を利用しようとするんだけど役立たせることができないんだ。
-セカンドアルバムもファーストアルバム同様、非常に気に入って愛聴してます。特に「Into a Nightmare」はフェイバレットソングです。アルバムを代表して、この曲が出来た背景を教えてください。
"INTO A NIGHTMARE"は2006年9月5日に作ったんだ。"SEPT 5TH"ってのが仮タイトルだったんだよ。(笑)ある夜にプリプロで曲を書いて、次の日にプロデューサーのPageのためにプレイしたら彼が気に入ってくれたんだよ。アルバムの中でも最も新しい曲の1つなんだけど、何もないところから生まれた曲の代表的なものでほとんどのパートがその曲自身から作られたんだ。
-「Losing At Life」の中で一番思い入れのある曲とその理由を教えてください。
大好きなのはタイトルチューンの"LOSING AT LIFE"だな。今までの曲とは全く違った曲だし、とても美しい曲だからね。歌詞もとても気に入っているんだ。雰囲気も良いしね。暗い曲なんだけど、聴いていると何故か幸せな気分になるんだよ。