MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

WAKING ASHLAND

2006.09.06UPDATE

WAKING ASHLAND

Member:Jonathan(Vo、Key)、Ryan(Gt)

Interviewer:MAY-E

-ニューアルバムが間もなくリリースされますね!アルバムを完成させてみて、今の気持ちはどうですか?

Jonathan(以下J):新しいアルバムが出来たのは、本当にエキサイティングな事だよ。また一枚、日本でもアルバムをリリースできるチャンスをもらえた事も幸運に感じているよ。
Ryan(以下R):最高だね。この作品ができるまで、大変な努力をしたし、誇りに思える作品が出来上がったよ。

-本国ではTooth & NailからImmortal Recordsへと移籍したわけですが、まわりの環境は大きく変わりましたか?

J:レコード会社はどこも似たようなものだからね。売れれば彼等の手柄になるわけさ。ここまで一緒に過ごしてきて、Immortalの人達は、俺達にとって大切な存在だよ。
R:最初は少し違和感を感じたけど、今ではImmortalの人達は大好きだし、彼等に任せても大丈夫っていう信頼があるよ。

-また、このレーベル移籍はあなたたちの楽曲作りに何か影響をもたらしましたか?

J:答えはノーだね。
R:今でも自分に正直な曲を書こうとしているし、レーベルを移籍したからって、クリエイティブ面で変わる事はないかな。

-あなた達の胸を打つ素晴らしい楽曲たちはいつどのようにして生まれるのですか?

J:今回のアルバムでは、Waking Ashland(ライアン、ティム、ネイト、そして俺)のメンバー全員で曲を書いたんだ。それから全員で曲を聴いて、練り直したんだ。
R:頭の中に心地よく自然に流れてきたものを歌う事が、一番しっくり来るし、リスナーにも綺麗なメロディーが伝わると思うんだよね。

-また楽曲はやはりピアノで作るのですか?

J:曲を書く時は、いつもピアノで書いてるよ。
R:メンバー全員で曲を書いてるし、いろんな楽器を使って書いているんだ。ジョナサンやネイトはピアノで書くし、僕やティムはギターで書いてるよ。

-04年に1stアルバム「composure」をリリース後、06年にはEP「Telescopes」をリリースしたり、その間もツアーで多忙だったと伺っていますが、セカンドアルバム「The Well」の楽曲はいつごろから作り始めていたのですか?

J:去年の夏くらいから、曲作りは始まったんだけど、合間にツアーを挟みながら行ったんだ。曲作り自体は、秋くらいに終わったよ。
R:去年の夏に、このアルバムの曲を書くために時間を作って専念したんだ。アリゾナに行って『曲作り』キャンプを張ったりね。一連の作業が終わる頃には、30曲くらい出来上がって、自信のある曲だけに絞ってレコーディングしていったんだ。

-新作をダイジェストで聴きました。
あなたたちの持ち味であるエモーショナルなバラードソングからポップなものまで、一曲一曲が少しずつ違った表情を持っているとても聴き応えのある素晴らしいアルバムになりそうですね!
その中でも一番思い入れのある曲とその背景を教えてください。

J:優しいコメントどうもありがとう。個人的には、『Take me with you』かな。アルバムの収録曲の中で、自分の性格が一番うまく表現できていると思うし、歌詞も力強いしね!今回の収録曲の中でもベストな出来のひとつと言えるかな。
R:僕は『Salt Lake Jam』が好きだな。リードギターのサウンドもすごく熱いし、何より僕は目立ちたがり屋だからね。(笑)

-ニューアルバムのコンセプトはなんでしょうか?

J:変化、かな。
R:この作品は、いくつかのテーマにまたがっていて、色んな人が共感できると思う。その中でも一番現実的なテーマは、もっとより良いものを目指すうえでの、ライフスタイルの変化だね。

-ジョナサンの歌い方がより力強くなっているように感じました。歌い方も意識したのでしょうか?

J:色んな事を経験する事によってうまくなっていくんだと思う。
R:ジョナサンの代わりに説明すると、彼は自分の声に関しては、ものすごく気を遣うんだ。彼にとっては楽器でもあるしね。だから入念にケアしているし、いつも上達しようと努力しているよ。

-前作「Composure」は日本では新人バンドとしては驚異的なセールスを記録していますが、新作をリリースするにあたってプレッシャーなどは感じていますか?

J:自分達の曲に対してこんなに興奮した事は、今までなかったし、日本のファンのみんなも同じように感じてくれる事を祈ってるよ!
R:自分達にとって自然に感じられる曲しか書いていないからね。もし、大衆が自分達の楽曲を受け入れてくれなくても、別にガッカリはしないよ。自分達にとって正しいって思った事しかやっていないからね。このアルバムが、より多くの人達に、受け入れられる事を祈ってるけど、自分はこの作品が大好きだし、それが一番大切な事なんじゃないかな。