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INTERVIEW

CAGE9

2006.07.06UPDATE

CAGE9

Member:Evan Rodaniche(Vo/Guiter)

Interviewer:MAY-E

- Track.9「My Darling」にスポットを当てます。女性の声で日本語のセリフが収録されていますね。日本語を取り入れた理由はなんですか?あの女性の声は誰ですか?

彼女は俺の友人でロスの(当初は東京の)Dig Jellyのメンバー、Raykoだよ。俺たちは一緒にライブもやっているし、レコーディングもしているよ。彼女には“El Motivo”の詞の一部を日本人の為に訳してもらって、暗唱してもらってるんだ。Raykoには素晴らしい仕事をしてもらったよ!俺が全部の詩の中からその歌にふさわしい歌詞をはめる事ができなかった時から、彼女に頼んでとても興味深い部分を選んでもらってるんだ。後に、別トラックとして彼女に全部の詩を読んでもらって、それをリリースするかもしれないなぁ・・・勿論ピアノに合わせてね。更に、アルバム最後の曲のシークレットトラックではAnklaの Ikaro(元Puya)のポルトガル語での語りもあるし、“El Motivo”ではベースのGustavoのスペイン語での語りもあるし、“Wasting Away”では俺が英語で語っているよ。

-セリフを聞いていると、何か大きなテーマが伺えるようですが、この曲のテーマは何でしょうか?

強迫観念だね。

-日本デビューすることに特別な思いがあったのではないでしょうか?また日本のリスナーに、どんなところに一番注目して聴いて欲しいですか?

もうそれは言葉にできないほど興奮しているよ!本当に夢が叶ったし、1年を通して起こった出来事の中で間違いなく1番素敵な事だね!
人々が俺たちの音楽を気に入ってくれたら、俺は常にとてもラッキーだと思っているよ。もしこれが日本で実現するなら、俺たちはウサギちゃんの様な笑顔と、幸せな猿の様に飛び回っているよ。俺たちがライブをやる時、大きなライブでも、小さなライブでも、観衆が1,000人だろうが、10人だろうが、俺たちは音楽を製作できる事が幸せだって解っているし、ただ聴いてくれる人に俺たちの音楽を届けたいのさ・・・彼らがどこにいようともね!

-あなたたちのサウンドはヘヴィーロックを主体としながらも、Track.13「Motivo--- >」のようなラテンのリズムや、Track.2「Hollywood Car Crash」のようなデジタルなサウンドを効果的に取り入れた曲もありますね。あれは試験的に取り入れたものなのでしょうか?

それこそがCage9だと俺は思うよ。1つの厳密な音で限界をつくりたくないんだ。俺はライブで、パンクバンドに、メタルバンドに、ラテンバンドに、エレクロニックバンドに、色んなジャンルのバンドを見たいよ。俺はダイナミックで面白いモノが好きさ。人々は、簡単に退屈するようになると思う。そんな眠そうな彼らを起こしておくため、彼らの耳に音楽を聞かせ続ける事が大切だと思うよ。

-今後、あなたたちのサウンドはどう変化していくのでしょうか?今後バンドのサウンドの中で挑戦してみたいことは何かありますか?

どう変わっていくかは判らないなぁ。俺が俺自身の音楽に退屈しないようにするよ!もし俺たちが曲を作って、それに対して俺が冷めているなら、それは明らかに何かが間違っているからね。俺たちは常に音楽の方向に向かって前進していく必要があると思うよ。

-現在、Cage 9の名が世界中に広がっていっているけど、何か手応えは感じていますか?

いいや、確かなモノは何もないからね。俺たちは常に、崩壊する寸前であれば、成功する寸前でもある。その全ては君の心の中にあるんだ。君は今を生きなければならないし、ただ楽しんで強烈なロックンロールの製作に挑戦すべきさ。

-バンドとしての将来の目標は何でしょう?

それはとても個人的な事だと思うけど、俺たちがいつ目標を達成するのかをみんなで見つける事かな。

-07年はどんな活動をしていくのですか?今後の予定を教えてください。来日の予定は!?

ツアー回って、ツアー回って・・・できればもっとたくさんアメリカでツアーを!それでインターナショナルに・・・ラテンアメリカと、それと日本!来日できるといいなぁ。

-これからCage 9のファンになるであろう日本のロックリスナーに向けて、一言どうぞ!

聴いてくれてありがとう。俺たちの音楽は、今、君の手元にある。夢を追いかけて・・・諦めないで、諦めないで、諦めるなよ!THANK YOUUU!!!!