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INTERVIEW

CAGE9

2006.07.06UPDATE

CAGE9

Member:Evan Rodaniche(Vo/Guiter)

Interviewer:MAY-E

-ギターのJesseは、Cage 9の他にも地元LAで活動するバンドAgrokulcherとVozeでも活動してるそうですが、バンドを3つも抱えて大変ではないですか?また3つのバンドの中で、あなたがCage 9として表現することは何ですか?

今はJesseはCage9でしか演奏してないよ。それらのバンドはJesseがかつて組んでたバンドさ。Cage9のメンバーは以前は3人で、Jesse のバンドと対バンしてたんだ。そうやって俺たちはJesseと出会ったんだ。俺が思うに、俺たちはお互いにファンだったと思う。最後にJesseが組んでたバンドが解散してJesseがフリーになった時、俺たちはとても興奮したよ!JesseはまだCage9のアルバム内で演奏はしてないけど、Jesse は俺たちのライブでスケール感のある音を作り出し、ゆったりとした様な音と質感を創る事にとても貢献してくれたよ!!!

-それぞれの音楽活動を続けながら、Cage 9としてもライブ活動を精力的に行ってきたと伺っています。これまでにSeether、Amy Lee(Evanescence)、 Buckcherry、Authority Zero、Spineshank等と共演してきたそうですが、一番印象に残っているバンドは誰ですか?

Authority ZeroとSeetherは感銘を受けたかな。だけど俺たちがとても感銘を受けたのは、地元の他のバンドで一緒にツアーを回ったOpus Dai、Fair to Midland、Boy Hits Carで彼らのライブはびっくりする程素晴らしいよ。また俺たちはThe Mars Voltaのファンでもあって・・・俺たちはライブを次のレベルにまで押し上げるバンドに感動させられたよ。君は、誰かがステージに上がって、200%のエネルギーを与えるのを見たいはず・・・それは食べる事、寝る事、生と死と、そうして俺たちがこれらの事を出来るなんてラッキーなんだ!と常に心に留めておく事が大切なんだよ。

-結成から、アルバム「EL Motivo」を制作するまでの、一番の苦労は何でしたか?

ロスに引っ越した事が1番大変だったかな。それが人生を変える経験となったし。ロスへの移住がなんと重い動きになるだろうと解っていたら、俺たちはもっとよく考えたかもしれない・・・でも選択肢なんてなかった。俺たちはバンドとして世界に出る方法を見つけなければならなかったし、それは貴重で小さいパナマでは起こり得なさそうだったからね!

-アルバム「EL Motivo」についてお聞きします。タイトルは何語でどんな意味を持っているのですか?

タイトルは『動機』という意味だよ。このアルバムは俺たちの存在理由を表現してるんだ。俺たちが存在する為の理由・・・その全てを探し出す。このアルバムは骨の折れる製作だった。俺たちが好きな事をやっているはずだったが、不確かだったし、闘いだった。だけど40曲ほど作った後、俺たちはやっと自分たちのお気に入りを見つけることができたんだ。でも俺はこれらの楽曲がいままでに作ってきた曲のなかで最高だと満足はしていない。だけどこれらの曲は興味深くて、たくさんのメッセージが詰まっていて、自分たちにとって真実だった。だから俺はこのアルバムを世に出したことを誇りに思っているよ!

-メロディーセンスと楽曲のクオリティの高さに脱帽しました、曲は誰が作っているのですか?

どうもありがとう!ほとんどの曲は俺が作ってるし、歌詞は全部俺が書いてるよ。いくつかの編曲や歌は、ジャムったり練習してる時に出てきたりして、それをその場でレコーディングしたりもするよ。結局は、いいモノはちゃんと仕上がるし、ダメなモノはゴミ箱行きだけどね。俺は絶えず楽曲のアイデアを書き留める様にしているので、それに対してメロディーがマッチする時はまるでパズルのピースの様にそれらをつなぐ事ができるんだ。

-収録曲が全17曲とは他のロックバンドと比べると楽曲数が多いですよね?17曲収録することに、何かコダワリがあったのでしょうか?

俺たちはできるだけメンバーみんなで製作した曲をアルバムにいれたんだ。アルバムには俺たちの持ち曲の全てから、俺が好きな他の2、3曲も入っているけど、それらの曲は『EL Motivo』においては共同制作ではないなぁ。俺たちはそれぞれ違う曲を作るので、俺は他のCage9の音と不釣合いな曲でも捨てない様にしているよ・・・それはいい事だと思ってるし。

-その中でも、あなたたちが特に思い入れのある曲と、その想いを教えてください。

“Further from the Truth”だね。これは俺が今まで書いた中で一番感情のこもった歌なんだ。君がその歌を聞いてもあまり意味は成さないかもしれないけど、俺にとってはとても意味のある歌なんだ。これは多分アルバムのレコーディングでの最も落ち込んでいた部分であったけど、今は非常に美しくなったと思っているよ。