DISC REVIEW
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ドイツのフォーク・メタル・バンド EQUILIBRIUMが約6年ぶりとなるアルバムをリリース。前作『Renegades』はモダンな方向性への転換を見せた実験的な作品となったが、本作ではそれで得たものも糧にしつつ、元来の持ち味である壮大で勇ましいサウンドを活かした一枚となった。打楽器や笛、ストリングスの音色、荘厳なコーラス等が世界観を作り、2023年に加入したFabian Gettoの咆哮が轟くメタル・チューンが並ぶ中、アメリカの女性シンガー Roniitが参加したダークで幻想的な一曲「Borrowed Waters」もアクセントとして光る。これからも彼等がどのように核となる部分を守りながら進化/発展を遂げていくか、新旧どちらのファンにも注目してほしい。 内堀 文佳







