DISC REVIEW
-
-
"Azavana"としての活動開始から1周年を迎え、次なる一歩として3枚目のシングルをリリース。表題曲「獄詩」は、遼の美しい高音や妖艶な歌声とラウドでヘヴィなバンド・サウンドを鋭くもキャッチーな楽曲にまとめ上げるという、早くも確立されつつある彼等らしさを強固にしながら、同時にその範囲を拡張するような一曲に仕上がった。また、すでにライヴでは何度も演奏されている「孤独におはよう」がこのたび待望の音源化。ダークな曲調/世界観と、思わず身体を揺らしたくなるようなクセになるリズムが見事なコンビネーションを見せている。来年冬には1stフル・アルバムも控えているということで、そちらへの期待もよりいっそう高める一作だ。 内堀 文佳







