DISC REVIEW
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スタジオで働いていたときにアシスタントとしてBLINK-182の作品に参加した経歴も持つCody Okonski(Ba/Vo)が、親友と始動させたスカ・パンク・バンド。HEY-SMITHをはじめ日本のスカ・バンドの影響も受け、SNSでは流暢な日本語でファンと交流し、大きなファン・ベースを築く親日家の彼等が放つ新EPは、スカとポップ・パンクの融合が見事な一枚。コール&レスポンスやクラップ、シンガロングを意識したキャッチーなサウンドと、メンバーの半数にブラス・セクションを擁するバンドならではの疾走感とエモさの対比が心を躍らせる。「FML」では高速道路で車が故障した際にその場でリリック・ビデオを撮影する等、ポジティヴ・ナンバーが揃った今作からは、"F*ck My Life"と言いたくなる日にも前へ進む勇気を貰える。来日にも期待! 中島 颯士