DISC REVIEW
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昨年2024年12月に新体制始動を宣言したEast Of Edenが、それから3ヶ月足らずで放つ初のフル・アルバム『The First Eden - Seeds Of Hope』。制作陣にMEG(MEGMETAL)、丸山 漠(a crowd of rebellion/Gt)等新たなパートナーを迎えた楽曲たちは、よりモダンでヘヴィにビルドアップ。新メンバーのMINA(Ba)が多彩なフレージングで存在感を示すTrack.1「Shooting Star」、凄絶な和風プログレッシヴ・メタルコアのTrack.3「Darkside Lotus」は即効性十分だ。シーケンスやエディットも駆使しており、確かな技巧を持つ彼女たちが生演奏に固執しなくなったことは、逆説的に一塊の強固なバンドとしての進化を示している。 サイトウ マサヒロ