DISC REVIEW
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"Tokyo Sad Boys"を掲げ、シーンを牽引するジャパニーズ・ポップ・パンクの雄 Good Griefが、過去発表楽曲の再録音源をコンパイル。初期衝動を感じさせる現体制以前の楽曲を新解釈し、新たに日本語詞を織り交ぜ、今の彼等にしか出せない説得力のある音で届ける。Yasu（Vo）の紡ぎ出すリリックは、ネガティヴな感情をきっかけにしているが、希望の光を絶やさないもの。それを重厚なサウンドと抒情的で哀愁を帯びた美メロに乗せ、包み隠さずエモーショナルに発信し、過去と今、そして未来へと想いを繋ぐ姿は問答無用で高揚させてくれるし、多くのリスナーの共感を得るに違いない。一曲一曲が粒揃い、入門編としても最適な1枚。全世界の"Sad Boys＆Girls"、全曲必聴！ 横山 開
