DISC REVIEW
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卓越したテクニックと華やかなルックスを持ち合わせ、現在最も注目を集める女性ギタリスト、Nita Straussがソロ名義で2ndアルバムをリリース。あのAlice Cooperのバンドでギタリストを務め、女性として初めてIbanezのシグネチャー・モデルをリリースするなど、ギタリストとしての才能は折り紙付きではあるのだが、本作はARCH ENEMYのAlissa White-GluzやDISTURBEDのDavid Draiman、HALESTORMのLzzy HaleにIN FLAMESのAnders Fridénなどなど、ここでは挙げ切れないほどの超豪華なゲスト・ヴォーカリスト陣を多数迎えて、ハード且つ艶やかでメロディアスな楽曲が目白押しの作品となっており、コンポーザーとしての才能をも発揮した興味深い内容となっている。もちろんテクニカルなギター・インストゥルメンタル曲も収録されており、Marty Friedmanとの夢のギター対決なども聴きどころであろう。 井上 光一