DISC REVIEW
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2000年にスウェーデンはストックホルムで結成し、様々な困難を乗り越えながらも20年以上にわたりスリーズ・ロックの炎を灯し続けてきた4人組 CRASHDÏET。そんな彼らの3年ぶり6枚目のフル・アルバムは、初代Voでバンドの創設者でもある故Dave Lepardのサウンドバイトを使用したイントロで幕を開け、Track.2をはじめとする、頭を振らずにはいられないアンセムたちや、Track.5のような身体が勝手に揺れてしまうパワー・バラードがぎっしりと詰め込まれている。また、Track.7ではSTEEL PANTHERのMichael StarrがGabriel Keyesと熱いデュエットを披露。ライヴ会場でもみくちゃになりながら、一緒に歌いたくなってしまう曲ばかりの渾身作。 内堀 文佳