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DISC REVIEW

In The Light of Lies, Pt. 2

アイルランド出身のANDY(Vo)と、RIKI(Gt)、KAI(Gt)、MAKI(Ba)の4人で活動する彼ら。昨年4月にリリースした初EPに続く2nd EPが今作だ。Djent、プログレッシヴ・メタルの構築性を持ち、且つ高いポップ性で鋭角なサウンドをも気持ち良く聴かせるバンドの持ち味は、今回のEPでより洗練されて、鮮烈なパワーを放つ作品になっている。特に先行配信された「True Believer」は爽快だ。トロピカルな高音のギター・フレーズと重厚なリフの絡み、柔軟なリズム隊のグルーヴと、クリーン・トーンのANDYの歌声という、何色ものコントラストが鮮やかに織りなす曲はリスナーの裾野を広げそう。ラウドな曲も、エレクトロニカとの融合や歌心とのさじ加減でフレンドリーに仕上がっている。 吉羽 さおり