DISC REVIEW
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かつては"Drive-Thru Records"に所属していたが、活動を休止し、2011年に再始動したニュージャージー発のエモ・ロック・バンドによる5thアルバム。JIMMY EAT WORLD、THIRD EYE BLIND、SAVES THE DAYなどに影響を受けた彼らの今作は、青くも美しいメロディ・ラインが際立った1枚に仕上がっている。少年声のVoはどこまでも繊細で心の柔らかい部分に触れ、Track.1はMAEなどのピアノ・エモ好きも魅了するのではないだろうか。大人っぽいサックスを導入したTrack.6、ラストの表題曲はアコギを用いた静謐なナンバー。これが胸をギュッと締めつけてくる切ない旋律で迫ってくるからたまらない。何度も聴き返したくなる愛聴盤になりそう。 荒金 良介
